...医療用に脱脂綿を使用することが多いです...
...脱脂綿を使って、傷口を清潔にしてください...
...母親が脱脂綿で赤ちゃんのお尻を拭いている様子を見ました...
...脱脂綿を敷いて、化粧水でパックすると肌がしっとりします...
...脱脂綿は、消耗品ですので、使い捨てをおすすめします...
...箸(はし)の先につけた脱脂綿(だっしめん)を氷水の中に浸しては...
有島武郎 「或る女」
...底にはふくよかな脱脂綿(だっしめん)の褥(しとね)があって...
海野十三 「赤外線男」
...アノ脱脂綿が落ちていましたもんで...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...たしかに拾いあげて袂(たもと)に入れた筈の脱脂綿が...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...脱脂綿と過マンガン酸カリを一オンス注文した...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...「注射は此方(こちら)でなさいますか」と、お春が盆の上に、消毒した注射器、ベタキシンの箱、アルコールの罎(びん)、脱脂綿入れ、絆創膏(ばんそうこう)、等々を載せて這入(はい)って来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そしてアルコールを染(し)ました脱脂綿で二の腕をゴシゴシ擦(こす)ってから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「貴夫(あなた)がむやみに脱脂綿を使って御しまいになったものだから...
夏目漱石 「道草」
...義母が持って来たアルコールを脱脂綿に浸して...
原民喜 「死のなかの風景」
...脱脂綿で拭きながら...
平林初之輔 「二人の盲人」
...脱脂綿が無い――コーヒーも豆の味だし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...箱の中には、脱脂綿の間に、大量の金貨が納めてあり、明らかにソブリン金貨だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...脱脂綿、重曹なんかもありません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は脱脂綿を巻いた箸(はし)と...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...顔のマン中へ脱脂綿と油紙を山のように貼り付けて帰って参りましたのでビックリ致しました...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...脱脂綿なぞを一つ残らず拾い集めて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...右手にアルコールを涵(ひた)した脱脂綿と...
夢野久作 「笑う唖女」
...やがてまた全身を脱脂綿に包んで宿に帰ってゆく...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索