...胴長のワンピースを着た女性が通り過ぎた...
...あの芸者さんの胴長がすごいですね...
...立派な胴長のタコを見つけた...
...胴長を鍛えるエクササイズをしている...
...胴長の予算に合わせた新しい計画を立てる必要がある...
...恐ろしく胴長で、――誇張して言えば、立っても、坐ってた時と高さがあまりかわりないくらいだった...
高見順 「如何なる星の下に」
...胴長で顔まで細長いその女は...
高見順 「いやな感じ」
...胴長で、やけに顔が大きな女だった...
高見順 「いやな感じ」
...自分が弱気で、猫背で、ぱっとしない男で、おまけに胴長で、山猫みたいな頬髯まで生えていて――といった意識が彼を深刻に腐り込ませていたものだが、しかし年とともにこの意識にも馴れっこになって、今では踊りったり声高に談笑したりしている連中を見ても、もはや羨しいなどとは思わず、ただふっともの悲しい感動に誘われるだけのことだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...この胴長な小人を養成する師範教育が教育の精華となっているのである...
戸坂潤 「社会時評」
...なかから白のネルの胴長な...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...碧眼(へきがん)、紫髯(しぜん)、胴長く、脚短く、しかも南人特有な精悍(せいかん)の気満々たる孫権...
吉川英治 「三国志」
...孫権の如く胴長(どうなが)で脚の短い躯(からだ)つきでもなかった...
吉川英治 「三国志」
...肥えたわりに背の低い胴長な体に...
吉川英治 「新書太閤記」
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