...彼は山登りに必要なキャンプ用品を背嚢に詰め込んでいた...
...学生時代、私は背嚢を背負って通学していた...
...あの探検家は、厳しい条件下でも必ず背嚢を持ち歩いているそうだ...
...この背嚢は、防水素材でできているので、雨の日でも安心だ...
...僕は軽量な背嚢を探しているんだけど、オススメのブランドはある?...
......
竹内浩三 「行軍二」
...背嚢(はいのう)が重い...
田山花袋 「一兵卒」
...背嚢の中の雑品や弾丸袋の弾丸がけたたましく躍(おど)り上がる...
田山花袋 「一兵卒」
...背に小さな背嚢(はいのう)を負った者や...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...劒をかずぎ背嚢を荷った兵士の縦列で...
豊島与志雄 「丘の上」
...背嚢を楯(たて)となし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...背嚢(はいのう)と繩(なわ)とを持ってる恐ろしい顔つきの男である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...背嚢(はいのう)はその中にはいっているきたないぼろとともに燃えつくして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...背嚢(はいのう)を背負(しょ)って...
夏目漱石 「明暗」
...背嚢(ルックザック)から乾麺麭(かんパン)の包みを取りだすと...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お前(まへ)の姿(すがれ)は背嚢(はいのう)に隠(かく)れお前(まへ)は思想(しさう)を持(も)たぬたゞ一箇(こ)の生(い)ける銃架(じうか)だきのふもけふもおれは進(すゝ)んで行(ゆ)く銃架(じうか)を見(み)た列(れつ)の先頭(せんとう)に立(た)つ日章旗(につしやうき)...
槇村浩 「生ける銃架」
...かれは背中(せなか)にしょっていた背嚢(はいのう)から一かたまりのパンを出して...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そこで背嚢(はいのう)をしょい上げてひと言も言わずに親方のあとについて行った...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それでかれらはろくろく食べもしないうちにパンが背嚢(はいのう)に納(おさ)められるのを見ると...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...てんでんが軽い背嚢をしじゅうしょっているほうが楽であった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...残(のこ)らず話してあげるから」わたしは肩(かた)から背嚢(はいのう)を下ろして...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...二人とも巨(おお)きな背嚢(はいのう)をしょって地図を首からかけて鉄槌(かなづち)を持(も)っている...
宮沢賢治 「泉ある家」
...其処(そこ)で逢つた三人連(づれ)の小学の女生徒が黒い服に揃ひの青い帽を冠(かぶ)つて背嚢(はいなう)を負うて居たのは可愛(かあい)かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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