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京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...皮肉な胃病持ちの小説家は...
薄田泣菫 「茶話」
...急に胃の腑の味方をして...
薄田泣菫 「茶話」
...明治三十八年 積善社発起 七十六老白里(はくり)關寛此際亦胃痛あり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...なお習慣を守って胃の弱いことを並べたてていますが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...倦さが、少しずつ薄らぐと、手の先、足の先の感じがなくなって、いつの間にか、胃は、熱くなくなっていたし、呼吸が早いが、低くなっていた...
直木三十五 「南国太平記」
...苦(にが)くて胃の薬になる...
中里介山 「大菩薩峠」
...私といふ個人を形成してゐる・私の胃...
中島敦 「かめれおん日記」
...さすがの小生も遠からぬうちに大兄の如く胃弱と相成(あいな)るは必定(ひつじょう)……」大兄のごとくは余計だ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...朝っからアルコールが胃嚢(いぶくろ)へ入ったらしく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰の胃袋へはいるだろう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...専門の胃膓病院へ行かなければ駄目だねえ...
細井和喜蔵 「女給」
...激烈な胃酸過多症に襲はれて...
牧野信一 「熱い風」
...食物が胃や腸に沢山ある鶏を殺すと肉の味が大層悪いばかりでなく早く腐敗して三日も四日も置けません...
村井弦斎 「食道楽」
...平生ならば三つや四つ何でもない方だから少々胃吉(いきち)と腸蔵(ちょうぞう)に気の毒だったけれども苦しいのを我慢して大丼(おおどんぶり)を一つ半平(たい)らげた...
村井弦斎 「食道楽」
...胃のために命をとられた」――佐月どのは徳仁でございました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...思いのまま餌として胃へ呑み下してしまうという...
吉川英治 「上杉謙信」
...矢張り年来の胃腸の痛みを除くために...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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