...胃および腸管からの液体の損失は虚脱に充分に相当するものである...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
......
武田祐吉 「古事記」
...胃のぐあいがよくない...
種田山頭火 「其中日記」
...こんな奴は初めてです――馬が蹴とばすようにわたしの胃をなぐりつけた上に...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...酒で爛(ただ)れた胃袋にふさわしい...
徳田秋声 「縮図」
...そうして彼の胃は...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...胃袋の中のものをげっげっと吐き出した...
豊島与志雄 「擬体」
...食後に胃が痛んで...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...もし反対に胃の力の方がじりじり弱って行ったなら結果はどうなるだろうと想像してみればすぐ解(わか)る事です...
夏目漱石 「こころ」
...左が胃で、右が肺だよ」「そうかな、おらあまた胃はここいらかと思った」と今度は腰の辺を叩(たた)いて見せると、金さんは「そりゃ疝気(せんき)だあね」と云った...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...煙草屋には胃病の娘が坐(すわ)っている...
萩原朔太郎 「猫町」
...しょせん私の胃袋をさいどしてはくれぬ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...長男一太郎(いちたろう)と次男捨次郎(すてじろう)と両人を帝国大学の予備門に入れて修学させて居た処が兎角(とかく)胃が悪くなる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...しかし胃腸病である自分はいささか閉口した...
北條民雄 「続重病室日誌」
...それよりも自分の腸胃のまだ癒(なお)っていないことを家の者に知られて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...私も和郎(おまえ)さんも二十日(はつか)ばかり泣き通したっけ」胃吉「あの時の事はまだ忘れない...
村井弦斎 「食道楽」
...麦飯は最も速(すみやか)に胃中を去るもの故アトニー症によし...
村井弦斎 「食道楽」
...何となれば焼粉は酒石英(しゅせきえい)だの曹達(そうだ)だのと薬品が交っているから小児の胃に堪えられない...
村井弦斎 「食道楽」
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