...名刺には肩書きも何も...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...肩書きつきの名刺をさしだしながら...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...それにはギョッとするような肩書きが印刷してあった...
江戸川乱歩 「影男」
...将校の肩書きを持ったげすだとは思わないでくれ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「まあ死ぬのに何といういい肩書きだろう!」と彼は叫んだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「何というりっぱな肩書きの重荷をやすやすと負わせられてることだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...次のような肩書きがついていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...侯爵夫人という肩書きよりもそういう名称の方を好んでいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...著者ホウトンはF・R・S・(Fellow of Royal Society)と肩書きがあるところからみても...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...かと思ふと張り子のやうな虎が檻一杯に突つ立つていかめしく睨んでゐるその檻の前には「おらんだ人」と肩書きのある紅毛碧眼の異国人が蝙蝠傘(かうもりがさ)をさした日本の遊女と腕を組んで...
長與善郎 「青銅の基督」
...肩書きつきなの? 秘書として? 女流作家の会の集りで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...王室伺候という肩書きを刷り込まないのは王室に対する不敬になる位に考えていたようだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたくしの名に東京大学名誉教授という肩書きがついている...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...名誉教授という肩書きがなるほど物をいうであろう...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...人を呼ぶのにプロフェッサー何々と肩書きをつけて呼ぶ習慣のあるところで...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...肩書きの効用は相当にあるではないかということになる...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...そうなると何々大学名誉教授などという肩書きも...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...それに対抗するために肩書きを用いるなどは...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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