...聞見することができたか教えてください...
...その事件について何か聞見したことがありますか?...
...証言する前に本人から聞見します...
...後日聞見した証言が全く異なった...
...彼女に聞見する前に私に相談してください...
...徒貪二聞見一而已...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...徒(いたづら)に聞見を貪(むさぼ)るのみならば...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...大いに聞見の寡陋(くわろう)を恥ぢたりと云ふ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...そんな外聞見栄を望んでいるのは...
長谷川伸 「奇術考案業」
...十二の年より十七まで明暮れ顏を合せる毎(たび)に行々は彼の店の彼處へ座つて新聞見ながら商ひするのと思ふても居たれど...
樋口一葉 「十三夜」
...品行はただ聞見の博(ひろ)きのみにて高尚なるべきにあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...親しく政府の挙動を聞見して...
福沢諭吉 「学校の説」
...その言行を聞見し...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...其擧を聞見して心に悦の感を生じ...
福沢諭吉 「帝室論」
...民間公共の部局に於て人を勸賞するが如きは曾て聞見したることもなきものが...
福沢諭吉 「帝室論」
...人の人たる知識・聞見を博くし...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...その智識聞見は、あるいは西洋流の文明に近き人あるも、徳教の一段に至り特に出色の美なきは、我輩の遺憾に堪えざる所なり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...自身の方向に迷うて路傍(ろぼう)に彷徨(ほうこう)するの事実を想像し聞見(もんけん)するときは...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...新聞見ると、渡辺はま子・小野巡・静ときわ・児玉好雄等がビクター脱退、今日の大会へ出ないと出てた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...新聞見ない方がいゝと言った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大丈夫もう今日の事は忘れてゐる!「大越さん!」「えゝ?」「……あなた今日の××新聞見て?」と...
水野仙子 「嘘をつく日」
...封演の『聞見記』を引き...
南方熊楠 「十二支考」
...外間(ぐわいかん)新版物を聞見(候事)も少なく...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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