...たまたま我が耿々(こうこう)の志少なきを語るものにすぎずといえども...
有島武郎 「星座」
...いやしくも国を憂え一片耿々の志あり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一片ノ耿々竟ニ忍ブ能ワザルモノ有レバナリ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...耿々(こうこう)として須臾(しゅゆ)も熄(や)まず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...常に耿々(こうこう)と...
中島敦 「光と風と夢」
...燈の光は耿々として水に映ず...
長谷川時雨 「花火と大川端」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...」山の雪が耿々と光り出しました...
宮澤賢治 「氷と後光」
...耿々としてもの思ひ...
三好達治 「間花集」
...常に耿々(こうこう)の心を懐(いだ)いていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...耿々(こうこう)の星を仰ぐたびに...
吉川英治 「三国志」
...ふたたび耿々(こうこう)たる日輪が大空にすがたを見せた...
吉川英治 「三国志」
...故主の敵光秀を討たんという一片(いっぺん)の耿々(こうこう)の志を一つにする者と思うたからにほかならない...
吉川英治 「新書太閤記」
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