...耳新しいことでも...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...そういう云い方も決して耳新しいことではない...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...耳新しいことではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...それからこれはちょっと耳新しいことであろうが...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...眼新しい耳新しいもの許りである...
夏目漱石 「「額の男」を讀む」
...仏蘭西人には耳新しい珍しい面白い福音原理の如く聞えた...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...平次には耳新しいことばかりでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次には耳新しいことばかりでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二人が自分に今語ってくれたことはすべて自分にはまったく耳新しいことだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...このお定めも耳新しい...
本庄陸男 「石狩川」
...若い人たちには耳新しい読者もあろうし...
森下雨村 「三十六年前」
...とうとう黄祖のために殺されました」という耳新しい事実を伝えてきた...
吉川英治 「三国志」
...よう耳新しい世事を聞かせてくれるのでな...
吉川英治 「私本太平記」
...「負(ま)け戦(いくさ)! それもはや近ごろは耳新しいことでもない...
吉川英治 「私本太平記」
...新田勢と幕軍との耳新しい戦況を聞く...
吉川英治 「私本太平記」
...耳新しいお話をうかがったりして」「もう十分に...
吉川英治 「新書太閤記」
...その度(たび)ごとに耳新しい事件だの平家方の情報などがそう頻々(ひんぴん)とあるわけもない...
吉川英治 「源頼朝」
...耳新しいことを聞くものだと思つた...
若山牧水 「岬の端」
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