...学校の体育館で耳底反射のチェックを受けました...
...ふとした瞬間に耳底部分が痛くなるのはなぜでしょうか...
...聞き取りやすいように、音量を上げるのではなく、耳底にイヤホンを密着させた方がいいです...
...耳の奥にある耳底を優しくマッサージすると頭がスッキリするという効果もあるそうです...
...治療のため、耳底から鼓膜に向けてチューブを挿入する手術が必要になる場合があります...
...その言葉が特別に園に縁遠い言葉としてかえっていつまでも耳底に残った...
有島武郎 「星座」
...耳底(じてい)に響き候のみ...
泉鏡花 「凱旋祭」
...渠に向つて呑牛の相方が語つたことを耳底(じてい)に殘した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かれ袋探偵の酔払った耳底に...
海野十三 「暗号の役割」
...レールの上に狂奔乱舞する車輪の殷々(いんいん)たる響が耳底を流れてゆく――それだけのことの感覚で...
海野十三 「キド効果」
...しかし彼は確かに悲鳴を自分の耳底に聞いたのだった...
海野十三 「恐怖の口笛」
...今もなほ耳底に存するを覺ゆる也...
大町桂月 「多摩川冒險記」
...耳底に残された余韻にうつとりとなつてゐたが...
薄田泣菫 「独楽園」
...われの耳底を襲ひうつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かの時別荘の門に送り出(い)でて「早く帰ってちょうだい」と呼びし声は今も耳底(みみ)に残れど...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...今なお耳底(じてい)にある...
中島敦 「李陵」
...昔の或る時代と少しも変りのない不安な状態に似たものが耳底にがうがうと風音のやうに吹き流れて来た...
林芙美子 「瀑布」
...まざまざと耳底に甦(よみがえ)ってきたのだ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...私が頼みにするお方は貴方より他にありませぬ……という声が耳底に聞えるように思われる...
夢野久作 「暗黒公使」
...まだ耳底から汽車の動の鳴りやまぬ体をそうしてみていて...
横光利一 「旅愁」
...新九郎の耳底から...
吉川英治 「剣難女難」
...耳底に女の好物でものこるように...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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若山牧水 「樹木とその葉」
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