...「老大家さん」はこの町で一番昔から住んでいる方です...
...老大家さんから不動産を買った...
...老大家に愛される一家に憧れる...
...老大家の家には古風な家具が並び、雰囲気がある...
...引っ越しをするとき、老大家さんからアドバイスをもらった...
...十五歳にして七十歳の老大家のような枯れた絵をかいたら...
上村松園 「旧作」
...畫を海外に學びたる老大家...
大町桂月 「夜の高尾山」
...日本の或る老大家の文体をそっくりそのまま借りて来て...
太宰治 「狂言の神」
...老大家というものは...
太宰治 「正義と微笑」
...いままでの所謂「老大家」の差し出す料理に...
太宰治 「如是我聞」
...その「老大家」の名前を挙げるべきかとも思うけれども...
太宰治 「如是我聞」
...老大家たちが好きになれないんだ...
太宰治 「渡り鳥」
...ロレンツのごとき優れた老大家は疾(はや)くからこの問題に手を附けて...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...庸三が昔から知っている童話の老大家の面影に似通った印象を受けたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...愈々君も老大家の域にはいったのだから自重せにゃいかんよと冷かされたので悲観している所なんだ...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...その形の確実と構図の安全と色彩の沈着は五十歳の老大家の作品といっても誰も疑うものはなかろう...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...シューベルトはこの瀕死の老大家をながめて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...枝太郎あたりが老大家で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...千駄木の老大家や中田博士のやうな人でも...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...故に和算の老大家の存生せる人について聞いたところによれば...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...和算の老大家は次第に死滅して...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...現存の老大家として幸田露伴の諸先生でありましょう...
山本笑月 「明治世相百話」
...四十歳といえばもう老大家のような印象を与えたからである...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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