...「老大家さん」はこの町で一番昔から住んでいる方です...
...老大家さんから不動産を買った...
...老大家に愛される一家に憧れる...
...老大家の家には古風な家具が並び、雰囲気がある...
...引っ越しをするとき、老大家さんからアドバイスをもらった...
...かの伝奇の老大家は歴史の上に燦爛(さんらん)たる紫雲を曳(ひ)き...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...アトリエの主人公は美術界の老大家だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...その老大家の手記こそは...
太宰治 「狂言の神」
...或(あ)る老大家が亡(な)くなって...
太宰治 「グッド・バイ」
...その「老大家」の作品は...
太宰治 「如是我聞」
...その「老大家」は...
太宰治 「如是我聞」
...ある老大家の作品に三拝九拝し...
太宰治 「如是我聞」
...老大家と逢えば老大家...
太宰治 「渡り鳥」
...ロレンツのごとき優れた老大家は疾(はや)くからこの問題に手を附けて...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...清川の父は老大家に甘やかされて贅沢(ぜいたく)に馴(な)れている...
徳田秋声 「仮装人物」
...社会学の老大家米田庄太郎氏の件である...
戸坂潤 「社会時評」
...その老大家は、煉脂(ねりあぶら)を塗りたて、金持ちで高名で、あらゆる学芸院の会員であり、最高位に上りつめていて、もはや何も恐るべきものも仮借(かしゃく)すべきものもないらしく見えながら、あらゆる人の前に平伏し、世論や権力や新聞雑誌の前にびくびくし、もう自分の考えもあえて口に出さず、そのうえもはや考えることもなく、もはや生存することもなく、自分自身の残骸(ざんがい)をになってる驢馬(ろば)となって公衆の前に身をさらしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この老大家が鉛筆と紙を出してくれたのに...
野村胡堂 「楽聖物語」
...千駄木の老大家が...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...千駄木の老大家や中田博士のやうな人でも...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...故に和算の老大家の存生せる人について聞いたところによれば...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...東京から巴里(パリイ)へ来る画(ゑ)かきが皆同じ老大家の所許(ばかり)へ集(あつま)るのも気が利(き)かないと思つて少し変つた人の所へ出掛ける迄だ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...又此(この)月は仕合(しあは)せな事に二人の老大家(だいか)の新作に接することが出来る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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