...「老大家さん」はこの町で一番昔から住んでいる方です...
...老大家さんから不動産を買った...
...老大家に愛される一家に憧れる...
...老大家の家には古風な家具が並び、雰囲気がある...
...引っ越しをするとき、老大家さんからアドバイスをもらった...
...ずっと年を老(と)った狩野永悳(かのうえいとく)先生という老大家...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...一群の「老大家」というものがある...
太宰治 「如是我聞」
...その「老大家」の作品は...
太宰治 「如是我聞」
...老大家と言われるほどの男にならなければ...
太宰治 「春の盗賊」
...庸三が昔から知っている童話の老大家の面影に似通った印象を受けたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...清川の父は老大家に甘やかされて贅沢(ぜいたく)に馴(な)れている...
徳田秋声 「仮装人物」
...社会学の老大家米田庄太郎氏の件である...
戸坂潤 「社会時評」
...愈々君も老大家の域にはいったのだから自重せにゃいかんよと冷かされたので悲観している所なんだ...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...シューベルトはこの瀕死の老大家をながめて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...枝雀のやうな老大家が尾籠を云ひ放しであつたに引代へ春団治はいつの場合も「そんた不潔いこと云ひないな」と相手に否定させてかゝつた...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...枝太郎あたりが老大家で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...他の老大家などが云つたのなら...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...千駄木の老大家が...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...千駄木の老大家や中田博士のやうな人でも...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...故に和算の老大家の存生せる人について聞いたところによれば...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...日本には島崎藤村という現存の老大家を主人公とした伝記小説さえ出現している...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...S氏は文壇の老大家で私の尊敬している作家だが...
横光利一 「夜の靴」
...わたくしたちは実際老大家だと思っていた...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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