...花片(はなびら)の翼を両方...
泉鏡花 「印度更紗」
...天保銭の翼(はね)が生えた...
泉鏡花 「薄紅梅」
...」煙草を指先にはさんだままてのひらで両の鼻翼の油をゆっくり拭(ぬぐ)った...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...図南(となん)の鵬翼(ほうよく)いずれのときにか奮わん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...だが之は思想的運動として右翼活動に対する弾圧とは別ものだという点を見落してはならぬ...
戸坂潤 「社会時評」
...二つの強き翼をもてる神を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...左翼もあまり破れなかったこと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして小さな霊魂の翼の羽ばたきも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...飛ぶべき翼もなく戦うべき武器も持たない人間ではなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
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中島敦 「河馬」
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逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...王なる「思想」の領域にそは立てり!最高天使(セラフ)も未(いま)だかくも美わしき宮の上にそが翼をひろげたることなかりき...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...「ナップ」常任中央委員会から左翼的逸脱の危険を...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...左翼をやろうと思ったら...
三好十郎 「冒した者」
...――彼の左翼、すなわち其方の陣する所から北東の平野一面こそ、もっとも敵に接近する地域となろう...
吉川英治 「上杉謙信」
...たとえば松籟(しょうらい)に翼をやすめている鷹(たか)の如く澄んだ眸(ひとみ)をそなえている...
吉川英治 「黒田如水」
...「さてはまだ曹操の兵が、城外にもいたのか」と、大いに動揺して、左右の陣を、にわかに後ろへ開いて、鶴翼に備え立て、「いざ、来い」と、おのおの手に唾(つば)して待ちかまえたが、近づくと、それは曹操の兵とも見えない...
吉川英治 「三国志」
...趙雲などを翼尾として...
吉川英治 「三国志」
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