...彼の態度は翻然と変わった...
...彼はその報告書を読んで、翻然とした表情を浮かべた...
...クラスの空気が翻然と変わった...
...外出自粛が解除されると、街の様子は翻然とした...
...その出来事が起こったことで、彼女の気持ちは翻然とした...
...彼等は必ずや翻然として...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...心はまた翻然として今の楽しきに返れる時...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...侯は翻然として其計画を中止し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...翻然(ほんぜん)として本心に立ち還(かえ)り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この上は自(みずか)ら重井との関係を断ち翻然(ほんぜん)悔悟(かいご)してこの一身をば愛児のために捧(ささ)ぐべし...
福田英子 「妾の半生涯」
...翻然として一時に信用は奪返せる筈だといふ如き自負に易んじてゐる傾きであるが...
牧野信一 「鬼涙村」
...翻然として悟りし今より見れば...
正岡子規 「古池の句の弁」
...翻然として悟ったからだそうである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...さて危機だと見ると蝉脱するがごとく翻然と転質する気力がある...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...悪行の生涯から翻然(ほんぜん)と気もちの転じてきている九兵衛には...
吉川英治 「江戸三国志」
...翻然(ほんぜん)と大悟した彼は...
吉川英治 「剣難女難」
...翻然(ほんぜん)...
吉川英治 「三国志」
...何か翻然(ほんぜん)と悟ったらしい人間の大きさと幅と...
吉川英治 「三国志」
...彼の熱意が孫権をして翻然(ほんぜん)と心機一転させたものか...
吉川英治 「三国志」
...翻然(ほんぜん)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...翻然(ほんぜん)と悟って...
吉川英治 「親鸞」
...翻然(ほんぜん)と考えた...
吉川英治 「平の将門」
...翻然(ほんぜん)と人生に薄眼を開いて志を起したのも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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