...翠帳を開くと、美しい庭園が広がっていた...
...神社の翠帳が風に揺れていた...
...翠帳を閉める前に、一度外に出て空気を吸おう...
...宝塚歌劇の舞台で翠帳が開くと、観客席から歓声が沸き起こった...
...翠帳を開いたら、そこには見たこともない美しい景色が広がっていた...
...翠帳暖に春宵を度るの処...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...「あれが仮に翠帳(すいちょう)における言語にして見ろ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...翠帳紅閨(すいちょうこうけい)に枕を並べて比翼連理(ひよくれんり)の語らいに夜の短かさを嘆ずることとはなった...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...居間との境を仕切る重い翠帳(すいちょう)を背景にして...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...翠帳紅閨(すいちょうこうけい)...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...翠帳紅閨(すゐちやうこうけい)の楽みに日も是れ足らぬ態(てい)なりければ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...あの星のまたたくのを見てゐると天上界では人々翠帳にこもつて甘語しきりなるを思はせるのに...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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