...羽前(うぜん)の「オイダミ」に置賜の文字(もんじ)を充當(じうたう)したのが...
伊東忠太 「國語尊重」
...九年には旧高松藩松平家から羽前の幸生(さちお)銅山を買収し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...文化元年六月には、羽前、羽後に地震があって象潟(きさがた)に海嘯...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...羽前(うぜん)の三瀬から越後の村上あたりまで出て来る海岸路が涼しいところです...
田山録弥 「談片」
...羽前(うぜん)〔山形県〕の飛島(とびしま)に生(は)えているのは珍しいことである...
牧野富太郎 「植物知識」
...例えば羽前羽黒山のごときはそれであり...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...私の知る限りでは伝統は羽前の国に一番よく残されているように思われます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...羽前置賜(おきたま)で「にぞ」と呼ぶ帽子があるが...
柳宗悦 「蓑のこと」
...△羽前の象潟 本土に入つては...
柳田國男 「潟に關する聯想」
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柳田國男 「地名の研究」
...羽前(うぜん)最上(もがみ)川の支渓にも安久戸または悪戸は多い...
柳田國男 「地名の研究」
...もしこのアタが東漸してついに羽前の左沢となったとすれば...
柳田國男 「地名の研究」
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柳田國男 「地名の研究」
...(浪華(なにわ)百事談)羽前狩川(かりかわ)の冷岩寺(れいがんじ)の前には...
柳田國男 「日本の伝説」
...羽前の左沢(あてらざわ)に移住したものは左沢某と呼んでいるが...
柳田國男 「名字の話」
...羽前(うぜん)も米沢(よねざわ)あたりはタンポポに近い花の名が別にあって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...三 凡人遁世のことかつて羽前の尾花沢(おばなざわ)附近において...
柳田国男 「山の人生」
...それから越後を通って九月にはもう羽前の鼠(ねず)ヶ関に来ているから...
柳田国男 「雪国の春」
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