...カブキやノー劇場での演目に世阿弥の作品がよく上演されています...
...昔話の『融通念仏』にも世阿弥が登場します...
...世阿弥は中世日本の能楽師、また一連の能楽に関する著作家でもあります...
...「風姿花伝」という書物に世阿弥の肖像画が収められています...
...近年、世界的に能楽が注目される中、世阿弥の作品の再評価も進んでいます...
...世阿弥の作であると伝えられているが...
上村松園 「花筐と岩倉村」
...その他の役を担当するすべてを世阿弥は連人(つれにん)と呼んでゐるが...
野上豊一郎 「演出」
...世阿弥その後の消息...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...それは甲賀世阿弥(こうがよあみ)様という...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥の残した秘財と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...チチ、チチ、と山千禽(やまちどり)のさえずりが聞こえるから、もう夜は明けているのだろうが、世阿弥の側には、魚油を点(とも)した火皿(ひざら)の燈心が、今のかれの命のように、心細く燃え残っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そのために、十一年余りも、この上の洞窟に封じ込まれている甲賀世阿弥、あれはまだ存生(ぞんしょう)でいるのか」「生きているというのも名ばかり、まるで、うつせみかまゆを脱(ぬ)けた蛾(が)のように老いさらぼうておりまする」「道理で、この柵の中から上は陰森(いんしん)としているな」と、その世阿弥が、流れをへだてた向うの柵ぎわに、ジッと身をかがめているとは知らずに、三位卿、なに気なくふりかえった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥の様子がにわかに生々(いきいき)としてきたことだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...これへ自分が隠密して探り得た箇条を書き加えて……」ひとりうなずいた甲賀世阿弥は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...父の世阿弥に逢うという...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「むごい殺し方をするよりは、ただひと矢にと思ったのだが、一の矢、襟元(えりもと)をかすめて合歓の木の幹へ刺さってしまった」「では、世阿弥のやつ、覚(さと)りましたな」「ふいと姿を隠しおった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥はやはりそこにじっとしていたのだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥のいうところ一畳の間違いもない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥のわき腹に当てがわれていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥は目を開いていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥の亡骸(なきがら)にすがっていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...世阿弥がお綱に託した隠密遺書はどうしたろう? 一念...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...おまけに、まだこっちにも大変なことが起こっていますぜ」「なに、この上にも、一大事があるッ?」「周馬のやつが寝返りをうって、この孫兵衛の手もとから、世阿弥が、書き残した秘帖(ひじょう)をさらって逃げたんで」「秘帖? ……」「法帖形(ほうじょうがた)の半面に、鳴門水陣(なるとすいじん)の図がひいてあって、そこへ」「あ! それは剣山で、わしがいつか落したものだ」「その余白へいちめんの細字、血汐で書いた隠密の暗号文字...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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