...群小の間に在つて稍大なることを喜ぶことではなくて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...これがため武力の進歩が群小国家を整理して大国家への発展となった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...群小作者を下目(しため)に見ていても京伝の勝れた作才には一目置いていた...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...私などは未だ三十歳を少し越えたばかりの群小作家のひとりに過ぎない...
太宰治 「花吹雪」
...無批判的な群小は九十九プロセントの偉大に撃たれて一プロの誤りをも一緒に呑み込んでしまうのが通例である...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...寵臣去りて群小の肝胆寒し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...下は群小レヴューガールに至るまで一人残らず網羅して...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...群小私設実業家達を圧倒し統御することをもって...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...群小諸政党の最低綱領による反ファッショ的共同戦線というようなことを意味するより先に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...彼れ往々大言壯語群小を驚かすものありと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れ往々大言壮語群小を驚かすものありと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文政天保以後の平民画壇は実にこれら歌川派の群小画家を以て満たされたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...けれども是等群小ソフィストには...
中野秀人 「第四階級の文学」
...地中海沿岸の多くの群小競走者があった...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...微々たる群小詩人の一人に過ぎぬ私も夢の中で二三の詩の構想を得た許りに...
堀辰雄 「鳥料理」
...とりわけ両勢力の中間にある群小国家ともみなせる多くの小城の持主や地方豪族の切りくずしには...
吉川英治 「黒田如水」
...群小を睥睨(へいげい)する威風があった...
吉川英治 「親鸞」
...誰と誰か」「群小の族(やから)は...
吉川英治 「平の将門」
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