...美事な懸崖もいくつか過ぎたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...衰えたる國民黨の一角に依然美事なる統制えの歩みが見られる...
石原莞爾 「新日本の進路」
...いくら「見てくれ」はよくても、美事でも、材料を一々吟味しているかどうかは、そう一朝一夕に分るものではない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...美事に指定しようとする...
太宰治 「「人間キリスト記」その他」
...両者共に美事善行である...
辰野九紫 「青バスの女」
...つまり広田外相はスッカリ美事に復讐されたというわけなのである...
戸坂潤 「社会時評」
...赤や白の一重や八重が美事だった...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...大抵は美事に当った...
豊島与志雄 「或る素描」
...紹興本場の美事な老酒は豊富にある...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...しかし試験には美事に落第した...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...美事の心がけと賞めるもあれば...
樋口一葉 「大つごもり」
...派手(はで)は美事(みごと)に...
樋口一葉 「たけくらべ」
...すでに平民へ苗字(みょうじ)・乗馬を許せしがごときは開闢(かいびゃく)以来の一美事(びじ)...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...それに『お上(あが)り』と美事(みごと)に小(ちひ)さな乾葡萄(ほしぶだう)で書(か)いてありました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...昨日の正午――すなわち大正十五年の十月の十九日の午砲(ドン)が鳴ると殆ど同時に物の美事に爆発したのだ……ナアニ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お美事なお手の中(うち)に感心致しておりました...
夢野久作 「冥土行進曲」
...第一に一見して美事にプロレタリアだと分ることだ...
横光利一 「汚ない家」
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