例文・使い方一覧でみる「置手紙」の意味

...手早く置手紙と形見の品物を取りまとめて机の引出しにしまった... 手早く置手紙と形見の品物を取りまとめて机の引出しにしまったの読み方
有島武郎「クララの出家」

...クログスタット　（入口の所で）あなたの置手紙を讀みました... クログスタット　あなたの置手紙を讀みましたの読み方
ヘンリック・イブセン　Henrik Ibsen 島村抱月譯「人形の家」

...置手紙がしてあって... 置手紙がしてあっての読み方
高見順「いやな感じ」

...待ちに待つた中原さんが来て待ちくたぶれて帰つたといふ置手紙がある...
種田山頭火「其中日記」

...Ｙさんに置手紙して私の衷情を伝へた... Ｙさんに置手紙して私の衷情を伝へたの読み方
種田山頭火「其中日記」

...机の上の置手紙のしてあるのも... 机の上の置手紙のしてあるのもの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...それは伊庭の置手紙であつた... それは伊庭の置手紙であつたの読み方
林芙美子「浮雲」

...困っておりますからとおきまりの置手紙を書いた... 困っておりますからとおきまりの置手紙を書いたの読み方
林芙美子「放浪記（初出）」

...恋人と逃げるから何卒わたしのことは諦めて悪く思わないで呉れ――ノルマの置手紙である...
牧逸馬「生きている戦死者」

...坂口は前夜伯父の書残していった不思議な置手紙を思出した... 坂口は前夜伯父の書残していった不思議な置手紙を思出したの読み方
松本泰「Ｐ丘の殺人事件」

...女中に宛てた置手紙があって... 女中に宛てた置手紙があっての読み方
松本泰「Ｐ丘の殺人事件」

...置手紙をして何処かへお出掛になって... 置手紙をして何処かへお出掛になっての読み方
松本泰「Ｐ丘の殺人事件」

...そして数日間旅行をするという置手紙を残して再び家を出た... そして数日間旅行をするという置手紙を残して再び家を出たの読み方
松本泰「Ｐ丘の殺人事件」

...その敏子さんの置手紙というやつ――壁に貼ってあるそうだ... その敏子さんの置手紙というやつ――壁に貼ってあるそうだの読み方
三好十郎「樹氷」

...ホントに――（少し落ちついてムシャムシャと音をさせて握り飯を食う）金太　（置手紙を読んでいたのが）ああ... ホントに――金太　ああの読み方
三好十郎「樹氷」

...金吾と金太郎は敏子さんの置手紙にある市川まで歩いて行ってみたそうでやす...
三好十郎「樹氷」

...女地獄（おんなじごく）燃（も）ゆる大川（おおかわ）一新九郎の置手紙を... 女地獄燃ゆる大川一新九郎の置手紙をの読み方
吉川英治「剣難女難」

...置手紙（おきてがみ）には... 置手紙にはの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

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