...そして宇宙人生のすべての出来事はその究竟的原因を聖旨(せいし)に置くと見るを正しとするものである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あのとき何とかして故郷の方角でも父から訊(き)きだして置くのであったと...
海野十三 「三人の双生児」
...但し初充電に金二十円を投入し置くをよしとす...
海野十三 「発明小僧」
...所轄警察署へよく話して置くからというような返事をしたまま...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...まづざつとこんなものだと素知らぬふりして書き加へでもして置くと...
太宰治 「猿面冠者」
...手を着けずに置くやうにと...
夏目漱石 「それから」
...天皇に置くべしととなえる人は...
蜷川新 「天皇」
...第五條 皇室典範の定めるところにより攝政を置くときは...
日本国 「日本國憲法」
...お前は知らないか」「夜は繋(つな)いで置くんですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつも私が夕方の散歩から帰るまでに爺やに暖炉に火を焚(た)いて置くように云いつけてあったが...
堀辰雄 「菜穂子」
...いつも私が夕方の散歩から帰るまでに爺やに暖炉に火を焚(た)いて置くように云いつけてあったが...
堀辰雄 「楡の家」
...あなたをここへ止め置くことが出来るし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...(三月二十五日)ある日左千夫鯉(こい)三尾を携へ来りこれを盥(たらい)に入れてわが病牀の傍(かたわら)に置く...
正岡子規 「墨汁一滴」
...半分でも成功すれば、その日より、お前も士分以上の扱いは、約束して置く...
三好十郎 「斬られの仙太」
...使っていた鍬をドンとわきに置く)農夫 南がわの苗木から先に持って来るだぞ...
三好十郎 「鈴が通る」
...」「それまでにこさへて置くわ...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...これは次年の菅茶山の手紙の考証に資せむがために記して置くのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...水の中へ入れて置くと...
若松賎子 「鼻で鱒を釣つた話(実事)」
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