...それを横に置くのである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我が国民の世界を第一位に置くため...
大隈重信 「余が平和主義の立脚点」
...天候を油断してそのままにして置く時もあるのです」「バルーンの浮力が減ったと言うのは?」「気嚢(きのう)に穴が明(あ)いていたのです...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...放って置くのは、いけないことだ...
太宰治 「女生徒」
...尚この際にちよつと其のお話をして置く方が私にとつても都合がよいと思ひますので...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...それが曝露(ばくろ)したので、本人は無論解雇しなければならないが、ある事情からして、放って置くと、支店長にまで多少の煩(わずらい)が及んで来そうだったから、其所で自分が責(せめ)を引いて辞職を申し出た...
夏目漱石 「それから」
...偽物を置くとは思わないからなア」平次もこんな馬鹿な盲点に引っ掛って騙(だま)されたことはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分の物置へ隱して置くものか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藝當などをさせて置くのは惜しいくらゐです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多少陳腐(ちんぷ)に響くだらうといふことを申上げて置く方がいゝでせう...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...お前は大事な着物を虫干(むしぼし)にして樟腦(しやうなう)まで入れて藏(しま)ツて置くだらう...
三島霜川 「青い顏」
...第1図 野兎第2図 熟兎第3図 岩兎この一篇を綴(つづ)るに先だち断わり置くは単に兎と書いたのと熟兎(なんきん)と書いた物との区別である...
南方熊楠 「十二支考」
...磯の膝の前のバラ銭の中に置く)磯 なにさ? ふーん...
三好十郎 「地熱」
...藏の中にあつたのをそのままにして置くのが惜しいから...
室生犀星 「京洛日記」
...自分の米を主人の米櫃(こめびつ)に一しょに入れて置くという事実である...
森鴎外 「鶏」
...これを樹の枝に引懸(ひっかけ)て置くと...
柳田国男 「山の人生」
...箸(はし)をつけずに置くと「好き嫌いは武士の恥です」と云って喰べるまでは立たせなかった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...吾々大和民族の前途を泰山の安きに置くを得ました事は...
夢野久作 「暗黒公使」
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