...彼は自分の罪過を認めて謝罪した...
...罪過を償うために、社会奉仕活動に参加した...
...彼の罪過は重大すぎて、一生償いきれないだろう...
...その事件で被害者に与えた罪過を深く悔いている...
...彼女は自分が犯した罪過をひたすら懺悔した...
...より惡き罪過に陷らなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...日本語に之を重訳(ちようやく)して罪過と謂(い)ふは稍々(やゝ)穏当ならざるが如(ごと)しと雖(いへど)も...
石橋忍月 「罪過論」
...別言すれば彼は術語の罪過を犯せしものなり...
石橋忍月 「罪過論」
...又罪過は戯曲のみにあるべきものにして決して小説にあるべからずと言ふ者あらば...
石橋忍月 「罪過論」
...忍月居士がアリストテレスの罪過説を引て小説を論ずるが如きものは豈(あに)其正を得たるものならんや云々と...
石橋忍月 「罪過論」
...故に近世の詩学家は罪過の語の代りに衝突「コンフリクト」の語を用ふ...
石橋忍月 「罪過論」
...此源因は即ち広意に於ける罪過と同一意義なり...
石橋忍月 「罪過論」
...罪過なくんば結果なし...
石橋忍月 「罪過論」
...敢(あへ)て罪過論を艸(さう)して世上の非(アンチ)罪過論者に質(たゞ)す...
石橋忍月 「罪過論」
...我と我が罪過を悔い悪行を愧ぢて...
種田山頭火 「其中日記」
...504 人の犯す罪過...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...されど政友會總務委員等は、渡邊子の心機一轉問題に付て物々しく爭ひ騷ぎ、終に報告書を發表して、子の罪過を數へ、子の行動を稱して狂亂といひ、伊藤侯に向て其の處分を強請したるほどなるに、彼等は箇の狂人と内閣に并び立て怪むの色なきは、亦古今無類の一大奇觀なりといふ可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...されど政友会総務委員等は、渡辺子の心機一転問題に付て物々しく争ひ騒ぎ、終に報告書を発表して、子の罪過を数へ、子の行動を称して狂乱といひ、伊藤侯に向て其の処分を強請したるほどなるに、彼等は箇の狂人と内閣に并び立て怪むの色なきは、亦古今無類の一大奇観なりといふ可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...芸術の罪過と人類の悪徳とを帰していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...多くの罪過を赦してくれた...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...広漠(こうばく)とした罪過の砂漠のなかにいくつかの小さな宿命のオアシスを...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...こういう彼らの罪過を言いたてて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういう罪過はいろいろな形で彼に報いに来ました...
和辻哲郎 「ある思想家の手紙」
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