...若し罪がないものなら...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...罪がないのに刑を加えられようとしております...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...「先ほど犯罪がないと言ったが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...自分に何一つ罪がないのは...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その夫たるものにも罪がないとは申し難い...
中里介山 「大菩薩峠」
...「罪がない代りに...
夏目漱石 「三四郎」
...これは自分が罪がないと自信しているのだから無邪気で結構ではあるが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...罪がないと言えないこともない...
蜷川新 「天皇」
...罪がないとわかれば許されて帰るだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其處までは」「お前さんには罪がない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なるほど子供には罪がない...
羽仁もと子 「おさなご」
...多くの人はなんとなく赤ん坊には罪がないという気がしているために...
羽仁もと子 「おさなご」
...こういうおとなから生まれてくる子供に罪がないわけはなく...
羽仁もと子 「おさなご」
...罪がないだけでなく何も知らぬうちに判決を下されてしまうというのが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...自分はこの誘拐(ゆうかい)に何も罪がないのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...窃(ひそか)に何回猛士とか僭(せん)して喜んでいた迄は罪がないが...
二葉亭四迷 「平凡」
...父の悪行を知ってこれを訴えてもなお罪がないものであるということを委細に論じた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...ホラ輝ちゃんと我を忘れているのだから罪がないと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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