...今日の音楽会で長歌行を聴いた...
...長歌行は中国の詩の形式の一つだ...
...詩人李白の「庐山谣」は長歌行で書かれている...
...長歌行は一つの節を十六字の韻文で表現する...
...長歌行は五言古詩の形を基に発展した詩形である...
...その「鑑賞上の盲人」とは赤人人麻呂の長歌を読むこと...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...家持(やかもち)の長歌「海行かば」云々...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...――寢覺の月の槇の戸に光殘さず洩れて來る影だに見えずありしより疎き心ぞつきそめし――二人の仲がこのやうになつたのはお前にも責任があるではないかかういふ風にその長歌は詠まれてあるのであつた...
田山花袋 「道綱の母」
...清長歌麿二家において浮世絵は発達の頂上に達したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...始めて万葉集に見る七五音の定形律(長歌及び短歌)の形式を取るに至った...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...後代の退屈な長歌等に比し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その長歌が「……軽(かる)の市にわが立ち聞けば...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...かの長歌の中にも幾つかその歌があります...
牧野富太郎 「植物記」
...長歌のみは稍(やや)短歌と異なり申候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...(御歌会派(おうたかいは)の気まぐれに作る長歌などは端唄(はうた)にも劣り申候)しかしある人は難じて長歌が『万葉』の模型を離るるあたわざるを笑い申候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...其長歌若干首、之を誦するに、壯士劍に舞へば、風、木葉を振ふが如し...
正岡子規 「東西南北序」
...元義に万葉の講義を請ひしに元義は人丸(ひとまろ)の太子(たいし)追悼の長歌を幾度も朗詠して...
正岡子規 「墨汁一滴」
...彼保さんの姉水木(みき)と柏軒の女(ぢよ)安(やす)とが長歌の老松を歌ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...陸は小さい時から長歌(ながうた)が好(すき)で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...ところが『万葉集』巻九の有名な長歌(ちょうか)を見ると...
柳田国男 「海上の道」
...万葉長歌の叙述として「わたつみの神の宮」または「わたつみの神のをとめ」という言葉が用いられ...
柳田国男 「海上の道」
...長歌などを認めた行楷の間の字である...
吉川英治 「折々の記」
...その時これに添えた長歌は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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