...其處には不備や缺陷が多いことは云ふまでもなく...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...我等の働きかける可き社會に對する適當の知識を缺いてゐるが故に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...テーゼに甘んじてアンテイテーゼを通過しジユンテーゼに到達する努力を缺く生活は不自然である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...僕の缺點と長所との一切を理解して貰ひたかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...一週間といふものは全然(まるで)出缺が附いてない...
石川啄木 「葉書」
...コトニ足首ノトコロガ十分ニ細ク括レテイナイノガ缺点ダケレ※...
谷崎潤一郎 「鍵」
...「鼻の缺けた首」は醜悪滑稽の象徴である...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...私の本性に或るものが缺けてをり...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...またおよそ何物かが私に缺けてゐるといふことがなかつたであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...劉以來の目録に缺けて居る本を特別に擧げて居たといふことでありますが...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...一般(ぱん)には落葉(おちば)や青草(あをぐさ)の缺乏(けつばふ)を感(かん)ずると共(とも)に便利(べんり)な各種(かくしゆ)の人造肥料(じんざうひれう)が供給(きようきふ)される...
長塚節 「土」
...ところがあの娘は何うだ」「お狐を落(おつこ)として、尻尾が缺けると、ちよいと振り向いたつ切り、拾ひ上げようともせずにサツサと行つて仕舞つた――成程、こいつは可笑しいや」「解つたか、八...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻も耳も缺け乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何となく掛引の自在を缺きさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殺す相手に事を缺(か)いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男も女も事を缺かない筈...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかに自分には文學的才能が缺けてゐるか...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...竝に殘缺佚亡せる篇あれども...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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