...すると官私立大學や民間の專門學者研究者が相繼いでやつて來て...
會津八一 「拓本の話」
...妻や繼母もまたそこに近いところまでついて來た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...渠はそれとなく毎日のやうに繼母の部屋へ話しに出かけるやうになつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かの女の言葉や義雄の繼母の二三年前實見した記憶で分つてゐるが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...伯は本黨に總理たるも總理たらざるも舊に仍りて政治的活動を繼續せむとす...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...加ふるに根氣よく奮鬪を繼續して毫も休止しない所は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼(かれ)は黄蜀葵(ねり)の粉(こ)を繼(つな)ぎにして打(う)つた...
長塚節 「土」
...それが疎(まば)らな垣根(かきね)のやうに連(つらな)つて畑(はたけ)から畑(はたけ)を繼(つな)いでは幾(いく)十度(ど)の屈折(くつせつ)をなしつゝ段々(だん/\)に短(みぢか)くなつて此(こ)れも鬼怒川(きぬがは)の土手(どて)に近(ちか)く竭(つ)きる...
長塚節 「土」
...御家督を繼がせる心外さに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...山名屋の後を繼(つ)ぐ方に引渡します」「成程...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この道場を繼ぐ筈ではあつたが――」林彦三郎にもそれ以上のことは解らなかつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...淺葱色(あさぎいろ)の股引は海藻(もくづ)を綴(つゞ)つたやうに繼(つぎ)だらけです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...逞しい繼父の小左衞門に似ず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お酉は兎も角三人の繼娘(まゝむすめ)を見てやらなければなりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...繼娘(まゝむすめ)のお粂の顏を振り返りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それ以前の手法を受け繼いでゐる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...二つの感覺の繼起は...
三木清 「認識論」
...却て「繼起的持續」duratio successiva である...
三木清 「歴史哲學」
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