...富江は氣に乘つて語り繼(つ)ぐ...
石川啄木 「鳥影」
...あの婦人が私の後繼になつてこの家へ這ひこむんでせう...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...そして今は里へ逃げて歸つてゐる繼母を初めとして...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...繼(つ)いで見(み)る樣(やう)なのは出(で)ぬ...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...何ものもそのまゝ繼續するものはない...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...その結果弟が帝位を繼承することになる...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...見るとずつと後に居る印半纏の男が竹の短い竿を二本繼いで其先へ白い手拭をつけて人の頭をそつちこつちと撫でるのであつた...
長塚節 「菜の花」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...板倉屋の旦那は何處に居ました」矢繼早な平次の質問を浴びると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お小夜はありや人間ぢやねえ」ガラツ八は息を繼ぐ遑(いとま)もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...繼母のお富が寢酒を呑んでよく眠つた隙に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三千五百石の板屋家を繼がせても差支へはないと思はせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「それが拙者と何んの關係(かゝはり)があると申すのだ」秋月勘三郎は平次に二の句を繼がせませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若い時分に道樂が過ぎましてね――女の子とは縁がなくなりましたよ」平次も二の句が繼(つ)げません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...死んだ親父の志を繼ぐために三千兩の金を拵へることを考へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...モオトンの後繼者も出來...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「幾世紀の久しきに亙る人類の全繼續は...
三木清 「歴史哲學」
...憲法の繼續性を前提にをいてはじめて...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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