例文・使い方一覧でみる「縺れる」の意味


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...身も世も忘れた態で、顏は男の體から離しともなく二足三足、足は男に縺れる...   身も世も忘れた態で、顏は男の體から離しともなく二足三足、足は男に縺れるの読み方
石川啄木 「鳥影」

...下駄の音がゾロ/\と縺れる...   下駄の音がゾロ/\と縺れるの読み方
石川啄木 「鳥影」

...風に縺れる姿が何ともいへず美しかつた...   風に縺れる姿が何ともいへず美しかつたの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...春三郎は其文太郎のもの言ひのどことなく判然せず少し舌の縺れる工合のあるのに一驚を喫した...   春三郎は其文太郎のもの言ひのどことなく判然せず少し舌の縺れる工合のあるのに一驚を喫したの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...どうも時々腹が痛くつて」と文太郎は又縺れる舌で言つた...   どうも時々腹が痛くつて」と文太郎は又縺れる舌で言つたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...舌の縺れること脈の弱く早いことは依然として變らなかつたが所謂十中三の望に春三郎は愈頼みを挂けて文太郎の飮みたがらない牛乳をも言葉を盡して飮ませた...   舌の縺れること脈の弱く早いことは依然として變らなかつたが所謂十中三の望に春三郎は愈頼みを挂けて文太郎の飮みたがらない牛乳をも言葉を盡して飮ませたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...縺れる舌で「ほたえな」(ふざけるなとの方言)とぼくを叱りつけ...   縺れる舌で「ほたえな」とぼくを叱りつけの読み方
田中英光 「さようなら」

...舌が縺れるようなこの早口な言いかた……...   舌が縺れるようなこの早口な言いかた……の読み方
久生十蘭 「金狼」

...縺れるように裏の林へ入って行った...   縺れるように裏の林へ入って行ったの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...縺れるようにして歩道の傍の車台へ近寄り...   縺れるようにして歩道の傍の車台へ近寄りの読み方
久生十蘭 「魔都」

「縺れる」の読みかた

「縺れる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「縺れる」


ランダム例文:
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