例文・使い方一覧でみる「縷々」の意味


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...新聞社を他へ譲渡(ゆずりわた)すの止むを得ない事情を縷々(るる)と訴えたかなり長い手紙を印刷もせず代筆でもなく一々自筆で認(したた)めて何十通(あるいはそれ以上)も配ったのは大抵じゃなかったろう...   新聞社を他へ譲渡すの止むを得ない事情を縷々と訴えたかなり長い手紙を印刷もせず代筆でもなく一々自筆で認めて何十通も配ったのは大抵じゃなかったろうの読み方
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」

...当人達でなければ読んでいるに耐(た)えないような文句が縷々(るる)として続いていた...   当人達でなければ読んでいるに耐えないような文句が縷々として続いていたの読み方
海野十三 「赤外線男」

...正造はそうした鋭い舌端で縷々一時間余にわたって追求したが...   正造はそうした鋭い舌端で縷々一時間余にわたって追求したがの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...れいの該博(がいはく)の知識の十分の七くらいを縷々(るる)と私に陳述して...   れいの該博の知識の十分の七くらいを縷々と私に陳述しての読み方
太宰治 「佳日」

...その中には軍国多事のことが縷々(るる)として説(と)かれた...   その中には軍国多事のことが縷々として説かれたの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...そして縷々(るる)として霊の恋愛...   そして縷々として霊の恋愛の読み方
田山花袋 「蒲団」

...話し手が其の話しに身を入れて云ふ時に縷々用ゐられ其の口調を強くするの力あり...   話し手が其の話しに身を入れて云ふ時に縷々用ゐられ其の口調を強くするの力ありの読み方
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」

...某氏の談によれば縷々(るる)事情の複雑な関係があからさまにされていたという事である...   某氏の談によれば縷々事情の複雑な関係があからさまにされていたという事であるの読み方
長谷川時雨 「芳川鎌子」

...ドウぞ知らして呉(く)れぬかと云うことを縷々(こまごま)と書(かい)て来ました...   ドウぞ知らして呉れぬかと云うことを縷々と書て来ましたの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...そこで書き足しておしまいにして封じようと思っていたのに縷々(るる)としてつきず...   そこで書き足しておしまいにして封じようと思っていたのに縷々としてつきずの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...まことに思出は縷々として限りがない...   まことに思出は縷々として限りがないの読み方
三好達治 「間花集」

...縷々(るる)述べた...   縷々述べたの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...秀吉はなお縷々(るる)と衷情(ちゅうじょう)を洩らした...   秀吉はなお縷々と衷情を洩らしたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...戴宗は縷々(るる)一同へ急を語る...   戴宗は縷々一同へ急を語るの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...そして縷々(るる)と...   そして縷々との読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...そしてまた燕青(えんせい)は、わしに代って、庫(くら)の鍵(かぎ)をあずかり、よく家事一切の留守をかたくして欲しいと、縷々(るる)、言い渡しを、言い渡した...   そしてまた燕青は、わしに代って、庫の鍵をあずかり、よく家事一切の留守をかたくして欲しいと、縷々、言い渡しを、言い渡したの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...恨みじゃ……』縷々(るる)として...   恨みじゃ……』縷々としての読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...流転三界中(るてんさんがいちゅう)恩愛不能断(おんないふのうだん)……むらさきの糸がのぼるように、縷々(るる)と、香炉(こうろ)の中から、においが立って、同時に、列座の衆僧の声が朗々と、唱和した...   流転三界中恩愛不能断……むらさきの糸がのぼるように、縷々と、香炉の中から、においが立って、同時に、列座の衆僧の声が朗々と、唱和したの読み方
吉川英治 「親鸞」

「縷々」の読みかた

「縷々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「縷々」

「縷々」の英語の意味


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