例文・使い方一覧でみる「縷々」の意味


スポンサーリンク

...同じやうな襤縷々々(ぼろぼろ)の着物を着てゐた...   同じやうな襤縷々々の着物を着てゐたの読み方
芥川龍之介 「寒山拾得」

...彼の出鱈目講演は縷々として尽きない...   彼の出鱈目講演は縷々として尽きないの読み方
添田唖蝉坊 「乞はない乞食」

...鬼に就いて縷々千万言を開陳できるのでもあらうが...   鬼に就いて縷々千万言を開陳できるのでもあらうがの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...彼女の長い告白はまだ縷々(るゝ)としてつゞくのであるが...   彼女の長い告白はまだ縷々としてつゞくのであるがの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...それから縷々として...   それから縷々としての読み方
豊島与志雄 「「沈黙」の話」

...關西辯で縷々として不平を陳べるのである...   關西辯で縷々として不平を陳べるのであるの読み方
中島敦 「かめれおん日記」

...書物には縷々とその薬効が述べてある...   書物には縷々とその薬効が述べてあるの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...この人を思う心も縷々(るる)と言われるのに中の君は困っていて...   この人を思う心も縷々と言われるのに中の君は困っていての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...香煙縷々(るる)たる裡(うち)に...   香煙縷々たる裡にの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...縷々(るる)低音に語り聞かせます...   縷々低音に語り聞かせますの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...縷々(るる)として香煙を絶たず...   縷々として香煙を絶たずの読み方
吉川英治 「三国志」

...祁山(きざん)の戦況を縷々(るる)と告げて...   祁山の戦況を縷々と告げての読み方
吉川英治 「三国志」

...さっきから三名の縷々(るる)数百言にも...   さっきから三名の縷々数百言にもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...もとよりそれはさいごの言で、それをいうまでには、「先頃から両軍のあいだに、和睦(わぼく)の内談がすすめられ、愚衲(ぐのう)がその折衝(せっしょう)に当って、数次、羽柴方と会見しておりましたが」と、そのいきさつを語り、またこの城の守将の一命を助けん、助け難し、とする両軍の面目問題が暗礁(あんしょう)となって、ついに行き悩んでしまった実情をも、事こまかに話した末、「ここは其許(そこもと)のお心一つで、毛利家の安泰も確約され、ふたつには、多くの城兵や無辜(むこ)の民も、つつがなく助け出されることになるのでな……」と、縷々(るる)、真心と熱弁をかけて、彼にそれを説いたものであった...   もとよりそれはさいごの言で、それをいうまでには、「先頃から両軍のあいだに、和睦の内談がすすめられ、愚衲がその折衝に当って、数次、羽柴方と会見しておりましたが」と、そのいきさつを語り、またこの城の守将の一命を助けん、助け難し、とする両軍の面目問題が暗礁となって、ついに行き悩んでしまった実情をも、事こまかに話した末、「ここは其許のお心一つで、毛利家の安泰も確約され、ふたつには、多くの城兵や無辜の民も、つつがなく助け出されることになるのでな……」と、縷々、真心と熱弁をかけて、彼にそれを説いたものであったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...恨みじゃ……』縷々(るる)として...   恨みじゃ……』縷々としての読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...流転三界中(るてんさんがいちゅう)恩愛不能断(おんないふのうだん)……むらさきの糸がのぼるように、縷々(るる)と、香炉(こうろ)の中から、においが立って、同時に、列座の衆僧の声が朗々と、唱和した...   流転三界中恩愛不能断……むらさきの糸がのぼるように、縷々と、香炉の中から、においが立って、同時に、列座の衆僧の声が朗々と、唱和したの読み方
吉川英治 「親鸞」

...縷々(るる)としてのぼるのは香の煙である...   縷々としてのぼるのは香の煙であるの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...文八は縷々(るる)いいわけをいいはじめたが...   文八は縷々いいわけをいいはじめたがの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「縷々」の読みかた

「縷々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「縷々」

「縷々」の英語の意味


ランダム例文:
座に坐る   ゼラニウム   召喚状を発する  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最悪期   汚染土   車中泊  

スポンサーリンク

トップへ戻る