...切り倒した木も縱横に散ばつてゐた...
田山花袋 「歸國」
...』407 二條の把手とは盾の裏面に縱横各々一本の把手...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくて縱横百尺の火葬臺を設け...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...はては極東「謎の國」「鍵を失くした玉手箱」の國に至る海とを縱横に驅けめぐらねばならなかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...自己の長所を縱横に揮灑し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...區々の縱横説を進むるを以て獨り自ら得意とするのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...學堂の人物政治家としての學堂は、策略縱横、權變百出、能く一時の利害を制するに於て木堂に及ばず博辯宏辭、議論滔々として竭きざるは沼南に及ばず然れども志氣雄邁、器識超卓、常に眼を大局に注ぎ、區々の小是非を爭はずして、天下の事を以て自ら任ずるの大略あるに至ては、學堂實に一日の長ある如し余は彼れを以て未だ經國の大才なりと認むる能はず、然れども其抱負の偉大にして自信の深きは、薄志弱行の徒累々相依るの今日に於て、亦容易に得易からざるの士なり若し夫れ彼れを粗放の虚才と爲すは、聊か深刻の評たるを免かれず何となれば彼れは平生大言壯語の癖ありと雖も、彼れは其實一個謹愼の天分あり、責任を重んずるの操守あり、事を苟もせざるの眞面目あり、彼れの大言壯語は、、彼れが大舞臺に立て大作爲を試みんとするの英雄的思想より來る彼れは草※に在りと雖も、其志既に臺閣に存すればなり彼れが一たび外務參事官の位置を甘むじたるは、是れ豈彼れの本心ならむや、故に彼は之を棄つること弊履の如く夫れ輕かりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政府を動かし復た之れを一小事件と認むる能はざるに至らしめたり彼は此問題に於て老獪縱横なる後藤伯と爭へり才辯多智なる陸奧伯と爭へり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...機智縱横の精力家といったところがあり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...儒家、道家、陰陽家、法家、名家、墨家、縱横家、雜家、農家、小説家の十種であります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...諸子略 儒家・道家・陰陽家・法家・名家・墨家・縱横家・雜家・農家・小説家・諸子總論三...
内藤湖南 「支那目録學」
......
内藤湖南 「支那目録學」
...不順經緯之縱横也...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...斷面には縱横に切れ目があつて恰も十文字に繩を掛た大荷物が問屋の庭に積み揚げられたやうな形である...
長塚節 「鉛筆日抄」
...縱横に街々を斷ち割る稻光り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口先だけは持前の縱横無盡な機智を振りまはしながら...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...枯れて倒れて朽ちた樹が同じく縱横に横はつてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...そこの眞つ黒な中に縱横してゐる巨大な梁(はり)を見て...
吉川英治 「折々の記」
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