...戸締まりをして出かけていい...
有島武郎 「或る女」
...その筋の取り締まりも...
井上円了 「おばけの正体」
...この戸締まりを厳重にしたのは...
江戸川乱歩 「影男」
...彼女は義兄が東京へ移住して以来一層締まり屋になったと云う噂(うわさ)を聞くにつけても...
谷崎潤一郎 「細雪」
...戸締まりがしてあったでしょう...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...シャーロック・ホームズはこの締まりのないこんがらがった話にいらだっているはずだったのだが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...なんらの取り締まりも行なわれていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...すなわち入り口の戸の締まりに関してであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...監視と取り締まりと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...よく戸締まりもしてないので林檎一つくらい手に入れられそうだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...家中の締まりをよくしろと言いつけながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...平生から締まりのないうえに...
夏目漱石 「三四郎」
...あの人が出てゆくとすぐに戸締まりをして私は二階へあがってやすみました」「それから何か物音をきかなかったか?」「すこしもききませんでした...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...とにかくはいってみよう」まだ戸締まりがしてないと見えて...
平林初之輔 「祭の夜」
...締まりなく人のいる気配(けはい)があまりにもよく外へ知れるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次の化粧の間の襖から湯殿への板戸が締まり...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...耳の長い獣(けだもの)が締まりのない大声で叫びます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...例の締まりの悪い襟元から毛ぶかい猪首を伸ばして云うのだった...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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