...今年度の事業は総決算で仕切ることになっている...
...来週には総決算の詳細報告を行います...
...総決算の数字を見る限り、前年度よりもリターン率が高くなった...
...総決算を間近に控え、社長は緊張した表情を浮かべていた...
...総決算の成功により、会社全体の雰囲気が活気づいている...
...明治大正名作展覧会も亦やはり絵画上の総決算である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...けれども明治大正の芸術上の総決算を見...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...少くともその総決算の口実の役目を勤めたという事は認めざるを得ないのである...
太宰治 「惜別」
...これは芭蕉の一生涯(いっしょうがい)の総決算でありレジュメであると同時にまたすべての人間の一生涯のたそがれにおける感慨でなければならない...
寺田寅彦 「思い出草」
...* エム・ミーチン「討論総決算に伴う哲学戦線上の当面の活動任務」――一九三一年...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...――そしてドイツ観念論による自由概念の一時的な総決算がここから始まるのである(所謂「大学の自由」もこの自由の一部分である処の「学の自由」から惹き出された...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...このドイツ観念論の総決算をなし遂げたように見えるものがヘーゲルであることは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...文化の自由――ドイツ観念論とは他でもない文化の哲学のことだ――の総決算なのだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そしてドイツ観念論は従来の観念論の総決算であったから――かくて唯心論は唯物論にまで必然的に転化しなければならなかった...
戸坂潤 「辞典」
...総決算としての印象(之はおのずから露出するのだ)こそが...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...これは宗教復興現象に対する総決算になるといっていい...
戸坂潤 「読書法」
...外部的な批判(イデオロギー発生の説明・イデオロギー性発生の説明・イデオロギー性の系譜的論証)の総決算として初めて現われたものでなければならぬという点だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...チャイコフスキーの全生涯(ぜんしょうがい)の総決算で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...〈大正一五年度探偵小説壇の総決算〉本年度に於て発表された...
平林初之輔 「今年印象に残れる作品」
...そのプラスとマイナスの総決算への中間報告的な...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...工藝の美に関する私の長い間の考察の総決算となるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...自分の旅の総決算が...
横光利一 「旅愁」
...一切の総決算でもある...
吉川英治 「私本太平記」
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