...今年度の事業は総決算で仕切ることになっている...
...来週には総決算の詳細報告を行います...
...総決算の数字を見る限り、前年度よりもリターン率が高くなった...
...総決算を間近に控え、社長は緊張した表情を浮かべていた...
...総決算の成功により、会社全体の雰囲気が活気づいている...
...僕は過去の生活の総決算の為に自殺するのである...
芥川龍之介 「遺書」
...三十九 独創現世は明治大正の芸術上の総決算をしてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...明治大正名作展覧会も亦やはり絵画上の総決算である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...留学中の総決算をする積りで...
薄田泣菫 「茶話」
...これは芭蕉の一生涯(いっしょうがい)の総決算でありレジュメであると同時にまたすべての人間の一生涯のたそがれにおける感慨でなければならない...
寺田寅彦 「思い出草」
...先天的の悪い素質と後天的不養生との総決算で次第にかんで食えるものの範囲が狭くなって来た...
寺田寅彦 「自由画稿」
...之が今の処わが国に於けるブルジョア哲学の総決算であるように見える...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...――そしてドイツ観念論による自由概念の一時的な総決算がここから始まるのである(所謂「大学の自由」もこの自由の一部分である処の「学の自由」から惹き出された...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...このドイツ観念論の総決算をなし遂げたように見えるものがヘーゲルであることは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...人間的経験と認識との総決算と要約とを意味するのだが...
戸坂潤 「辞典」
...総決算としての印象(之はおのずから露出するのだ)こそが...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...外部的な批判(イデオロギー発生の説明・イデオロギー性発生の説明・イデオロギー性の系譜的論証)の総決算として初めて現われたものでなければならぬという点だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...チャイコフスキーの全生涯(ぜんしょうがい)の総決算で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...〈大正一五年度探偵小説壇の総決算〉本年度に於て発表された...
平林初之輔 「今年印象に残れる作品」
...工藝の美に関する私の長い間の考察の総決算となるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...忽ちこのような崩れとなって顕われた総決算だった...
横光利一 「旅愁」
...一切の総決算でもある...
吉川英治 「私本太平記」
...そう総決算をつけてしまえば...
吉川英治 「随筆 新平家」
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