...綿衣を着たまま海に入るのは危険です...
...綿衣を着ていても寒いときは、羽織るものを用意したほうがいいです...
...綿衣が汚れたら、洗濯機で丁寧に洗ってから、風通しの良い場所で干しましょう...
...防寒のため、綿衣を着込んでから外に出る人もいます...
...綿衣は柔らかくて着心地が良いですね...
...綿衣破帽自らその標本となって...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...汗出でて厚く着重ねたる木綿衣(ぎもの)は汗にて流るるが如きに至るを以て...
関寛 「関牧塲創業記事」
...手織りの綿衣(わたいれ)に絣(かすり)の羽織を着ていた...
田山花袋 「田舎教師」
...遠途の旅客が朔風(さくふう)肌を裂き積雪脛(すね)を没する万山の中を経過するときには必ず綿衣を重ねざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...しかれども春色靄然(あいぜん)たる平原曠野に出ずるときにおいてはもし何物がもっとも不必要なるいな厄介者なるかと問わば必ずこの綿衣ならざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...しからばなんすれぞこの綿衣を脱せざるか...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...習慣の人心を纏(まと)うは綿衣の身を纏うよりもはなはだし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...これわが人民が紅花(べにはな)染の綿衣すら着くるあたわざるものありたればなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その服は綿衣に限るもその結果はただ生活の不愉快を感ずるのみ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...まして平和の時代における武士は、山上における船頭のみ、失火なき時の消火夫のみ、寒中の氷塊のみ、炎暑の綿衣のみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...綿衣(ぬのこ)の襟元(えりもと)に手拭(てぬぐひ)をかけ白粉焼(おしろいや)けのした皺(しわ)の多い顔に一ぱいの日(ひ)を受けて...
永井荷風 「すみだ川」
...なぜなれば衣服(きもの)にも単衣(ひとえ)あり綿衣(わたいれ)あり...
新渡戸稲造 「自警録」
...綿衣(わたいれ)...
新渡戸稲造 「自警録」
......
一葉稿 「五月雨」
...自分の着たる綿衣に替えて小蛇を受け...
南方熊楠 「十二支考」
...和田駅(三月廿六日)など綿衣四襲位之事に御座候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...将士はみな戦袍(せんぽう)の下に綿衣を厚く着こんだ...
吉川英治 「三国志」
...盛夏のころに寒気が迫って人は皆綿衣を重ねた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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