例文・使い方一覧でみる「綻」の意味


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...この家庭の破(はたん)を処理した沼南の善後策は恐らく沼南の一生を通ずる美徳の最高発現であったろう...   この家庭の破綻を処理した沼南の善後策は恐らく沼南の一生を通ずる美徳の最高発現であったろうの読み方
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」

...各方面の事業が破百出の形なので...   各方面の事業が破綻百出の形なのでの読み方
徳田秋聲 「籠の小鳥」

...破(はたん)百出のこの不自然な恋愛の不合理を説き...   破綻百出のこの不自然な恋愛の不合理を説きの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...せっかく営んだ田端の愛の巣にもすでに破(はたん)が来て...   せっかく営んだ田端の愛の巣にもすでに破綻が来ての読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...此の頃その銀行が破を来したので...   此の頃その銀行が破綻を来したのでの読み方
徳田秋聲 「草いきれ」

...思いがけない破(はたん)が来はしないかという懸念が...   思いがけない破綻が来はしないかという懸念がの読み方
徳田秋声 「爛」

...子供らしい破(はたん)はなく...   子供らしい破綻はなくの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...多くの子を持ちながら其着物の(ほころび)を縫うは面倒なり...   多くの子を持ちながら其着物の綻を縫うは面倒なりの読み方
福沢諭吉 「新女大学」

...マクリイ卿との結婚生活にも破(はたん)が来た...   マクリイ卿との結婚生活にも破綻が来たの読み方
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」

...さうした人々の破は余りにも熾烈な情熱の俘囚(とりこ)となつたばかりからではないでせうか...   さうした人々の破綻は余りにも熾烈な情熱の俘囚となつたばかりからではないでせうかの読み方
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」

...言いようなき破(はたん)の厄(やく)をおかけしたので...   言いようなき破綻の厄をおかけしたのでの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...うかと野望に立ち上がッたものの矢作(やはぎ)の破(はたん)からここまで来て立ち往生のほかなく...   うかと野望に立ち上がッたものの矢作の破綻からここまで来て立ち往生のほかなくの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...江南の春はもう梅も(ほころ)ぶほどあたたかい...   江南の春はもう梅も綻ぶほどあたたかいの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...こうした後(うしろ)めたい破(はたん)に立つと日頃の顔色もない...   こうした後めたい破綻に立つと日頃の顔色もないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...致命的な破(はたん)をきたす禍(わざわ)いとならない限りもない...   致命的な破綻をきたす禍いとならない限りもないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...破を見せない用意もあったにちがいない...   破綻を見せない用意もあったにちがいないの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...(ほころ)ぶのもいとわず...   綻ぶのもいとわずの読み方
吉川英治 「平の将門」

...破、敗北、すべて画策が画餅(がべい)に帰したと覚(さと)ると、(ついに事ここに至ったか)と、さすがの藤井紋太夫も、悲痛な覚悟をきめたらしく、式台(しきだい)に列座して、当主綱条(つなえだ)以下家臣一統とともに、老公の駕籠を見送るときは、その眉宇(びう)に生色(せいしょく)もなかった...   破綻、敗北、すべて画策が画餅に帰したと覚ると、と、さすがの藤井紋太夫も、悲痛な覚悟をきめたらしく、式台に列座して、当主綱条以下家臣一統とともに、老公の駕籠を見送るときは、その眉宇に生色もなかったの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「綻」の読みかた

「綻」の書き方・書き順

いろんなフォントで「綻」

「綻」の英語の意味

「なんとか綻」の一覧  


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