...「網元」として漁師を指す...
...「網元」として漁業関係の事業主を意味する...
...「網元」として魚市場に買い付けにくる商人を指す...
...「網元」として、漁師から海産物を買い付ける商人を指す...
...「網元」として、漁師から直接魚を買い付ける魚屋を指す...
...れっきとした網元なのだった...
高見順 「いやな感じ」
...県下きっての大網元で...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...その時網元の主人は...
田中貢太郎 「妖蛸」
...網元の主人が火鉢の傍でうつらうつらしていると...
田中貢太郎 「妖蛸」
...あんたは網元だからこれからだって毎年いくでしょうがね...
壺井栄 「二十四の瞳」
...網元(あみもと)の御隠居(ごいんきょ)から平助の話をきかせられて...
豊島与志雄 「正覚坊」
...以前は網元をして田地も可なりあったが...
豊島与志雄 「初秋海浜記」
...網元なんちふ奴等は一晩に三十兩も四十兩も遣つて騷ぐやうなことするからいつでも貧乏だ抔といふ話でダイトクモツコのことは明瞭ではなかつたが...
長塚節 「土浦の川口」
...親は網元でございました」「道樂に身を持崩して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小坪で網元といわれている吉兵衛...
久生十蘭 「春の山」
...増毛の網元の親爺さんがおこっていたが...
柳田国男 「故郷七十年」
...姪の浜の網元なんどを初め福岡博多の大旦那衆...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...今でも××の海岸にズラリと軒を並べている※友(かねとも)とか○金(まるきん)とかいう網元へ船を漕ぎ付けた漁師が...
夢野久作 「爆弾太平記」
...そうした各地の網元の背景には皆それぞれの金権...
夢野久作 「爆弾太平記」
...小網元の倒産が踵(くびす)を接して陸続(りくぞく)する...
夢野久作 「爆弾太平記」
...各地の網元の手先です...
夢野久作 「爆弾太平記」
...由良の漁場では東京の網元が焼失してしまっており...
横光利一 「夜の靴」
...岩五郎の木更津の家は」「網元もやっているし...
吉川英治 「大岡越前」
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