...一方大町には各方面から関係者が続々と集まって来た...
石川欣一 「山を思う」
...続々(ぞくぞく)と偉功(いこう)を樹(た)てた...
海野十三 「蠅」
...さらに懸隔のはなはだしい野蛮人種は犬猫同然に文明人種に飼われざる以上は続々死に絶えてしまう...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...よそからもおおかみ狩りを自慢(じまん)の連中が続々とやってきて...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...青年らは続々隣室から走り込んで来る...
林不忘 「安重根」
...そしてそこから「哲学」的文芸評論や「文学」的「哲学」が続々として発生する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...続々と詰めかけて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...寄手の人数が続々と増して来るのは明らかで...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あの女は君にほれているのか」二人のあとから続々聴講生が出てくる...
夏目漱石 「三四郎」
...続々と製作したものらしい...
夢野久作 「能とは何か」
...つづいて、「――御免を」と、飯富兵部、春日弾正、馬場信春、真田幸隆、小山田備中守、甘利左衛門尉、相木市兵衛、小畑山城守など、続々、信玄にあいさつして、信玄の周囲から立去った...
吉川英治 「上杉謙信」
...四州の大兵は、続々、戦地へ赴いた...
吉川英治 「三国志」
...近郡の夷族は続々と...
吉川英治 「三国志」
...呉の将士は、存分な戦いもせずに、続々、討死を遂げた...
吉川英治 「三国志」
...それが、月の末、八月に近づくと、俄然、「信長の兵、大挙して、およそ一万余、続々と西上...
吉川英治 「新書太閤記」
...進撃先鋒(しんげきせんぽう)は、続々、動き出したが、意の如く進めない...
吉川英治 「新書太閤記」
...探検の船は続々と前進し始めた...
和辻哲郎 「鎖国」
...しかし将軍の家臣や親近者が続々として捕えられ殺されて行く間に...
和辻哲郎 「鎖国」
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