...継子になることは、新しい家族を迎え入れることでもあります...
...彼女は継子を大事にしています...
...父親の再婚によって、私は継子を持つことになりました...
...継子を持つことは時に難しいですが、愛情と理解があれば克服できます...
...彼女は生まれてきた子どもたちよりも、継子を優先して育てている...
...継子育ちのようなひねくれたとこがのうて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それが困難であればこそ従来の自然探究者から選み残され継子(ままこ)扱いにされて昔のままにわれわれの眼前にそのだらしのない姿を横たえているのである...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...もう吉川さんの方じゃ先へ来て待っていらっしゃるんだよ」叔母の眼は継子の方にばかり注がれていた...
夏目漱石 「明暗」
...とにかく非常に命を惜しがる男だから」継子が下を向いたままくすくす笑った...
夏目漱石 「明暗」
...すると偶然向うから来た継子に言葉をかけられた...
夏目漱石 「明暗」
...けれども継子にとっていつまでも続く事のできるらしいこの無意味な遊技的感興は...
夏目漱石 「明暗」
...たった」継子は結婚前と結婚後の差違をまるで勘定(かんじょう)に入れていなかった...
夏目漱石 「明暗」
...彼女は継子に話しかけながら...
夏目漱石 「明暗」
...継子だけはよそを向いた...
夏目漱石 「明暗」
...継子(ままこ)のお百合よりは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分がさんざん疑われながらも、継子を助けて、越前屋のひと粒種を護(まも)り通したんだ」「吉五郎が隠した手紙には何を書いてあったんでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...[91] シリアに向かって……デュノワ 作曲オルタンス王妃(ナポレオンの継子)で第一帝政時代に作られ大流行していた歌...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...継子立などの遊戯が平安朝末期から行われたというのも...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...「われらは継子(ままこ)なるぞくやしき...
森鴎外 「うたかたの記」
...継子(ままこ)のひがみから疑って弟を殺したと称して...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...継子(ままこ)、継母という気持をもたれたらもうとりかえしがつかぬ、そう思いつくと、こんどの結婚でいちばん大切なのはその点だということがはっきりしてきて、追いつめられるような不安にかられた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...君子にとっては異母兄である継子(ままこ)をとても可愛がったということである...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...平和な家庭の垣を隙見(すきみ)した継子(ままこ)と同じさみしみを感じて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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