...その継続している間は別に電気的作用を示さない...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...われわれの心を十分にわかった人がわれわれを見継(みつ)いでくれるということは...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...測候所は文部省が引継げりと聞く...
大町桂月 「秋の筑波山」
...尚語を継ぎ曰く、全斃の後に至り斃馬の霊を弔わんと欲するなり、若(も)し幸にして一頭にても残るあらば後栄の方法を設くべし、我等夫婦が素願を貫くの道なりと信じて動かざるなり、幸にして種牡馬(たねうま)二頭は無事なり、依て此上に病馬あらば、十分に加療を施して死に至らしむるこそ、馬匹に対するの大義務たるべきなり、予は老体を忘(わすれ)て尚活溌に至らんと欲するなり、甞(かつ)て札幌に於ては又一が出兵するを以て、其不在中は全く独立自営を主とし、官馬を返納して一家計を細く立て、其及ぶ限を取らんと决したるも、ココに至(いたっ)ては官馬は斃るるも、我牧塲と共に予も死する迄として実行すべきを决したるを告げて、大に一同を責めたり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...臣民は君に忠にして以て父志を継ぐ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...妙(明徐楷が楊継成を助けざるが如し)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...歴史的現段階の現実性はただ運動の契機によってのみ――その継続時間とは関係なく――保証され...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...翌年、一月、私は上京して、父業を継ぐ...
外村繁 「澪標」
...唯一人の自分の後継者を...
直木三十五 「南国太平記」
...こっそりと継母の美顔水をつけたりして...
中島敦 「プウルの傍で」
...「儂の霊が告げるには……」彼はディアレストの描写を彼らに中継した...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...あなたのほうはどうなの……美紗 根岸台へおしかけて行ったこと? それがどうだというのよ……お継母さまはよその方だけど...
久生十蘭 「喪服」
...その後継者アウレリアンは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私は又伝記の仕事を継続し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...俳諧というものが連歌(れんが)の法式を受け継いで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...源三郎が跡目を継ぐことになったので...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...古典がすでに創意と史料との継色紙(つぎしきし)である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...生産物の平均的増加を継続せしめるに必要な額以上にはならない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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