...そのゝち正行が跡を継いで遺族のものを疎略なくあつかってくれましたから...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...地質学者の一隊が中継ぎのステーションへ向かって突進する...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...深い歎息のほかには言句(ごんく)も継(つ)げなかった有様でしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...法名を継ぎ戒を受け...
中里介山 「法然行伝」
...演技を継続させようとする意志表示らしい...
野上豊一郎 「闘牛」
...見付けたのは継母のお仙...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...事物の継起を少しも想像することなしに...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...継続した存在と同一性を保持するものだと想定される...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...創作の熱意が戯曲へと移っていく中でも俳句創作は継続された...
藤野古白 「藤野古白句集」
...継母は何故か私の行動に就いて凡(あら)ゆる監視の眼をそばだてゝゐながら...
牧野信一 「南風譜」
...酒屋を継ぐ一人子として大切な私だったのである...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...万葉の正統の受継者は...
三好十郎 「俳優への手紙」
...須(すべか)らく不用な皮を継いで用いるか...
柳宗悦 「樺細工の道」
...金之助は江戸の中屋敷で康継と会い...
山本周五郎 「落ち梅記」
...父親の遺志を継ぐ気持だろう...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...多武(とう)ノ峰(みね)の合戦では、山徒の僧兵と戦い、松永氏の勢が昂(たか)まるに従って、柳生家も当然、隆昌に向ったが、その弾正久秀が、三好義継と共に、永禄八年の夏、二条御所へ放火して、乱刃の下(もと)に、将軍義輝(よしてる)を弑逆(しいぎゃく)してから、柳生宗厳(むねとし)は、彼にもすっかり望みを断って、「わが兵馬は、逆のために動かさず...
吉川英治 「剣の四君子」
...おれたちの祖々(おやおや)から語り継がれて来た天皇というものは...
吉川英治 「平の将門」
...生産物の平均的増加を継続せしめるに必要な額以上にはならない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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