...咽喉から矢継早に出て来る...
石川啄木 「菊池君」
...この意味に於てクラウゼウィッツのいわゆる「戦争は他の手段をもってする政治の継続に外ならぬ」...
石原莞爾 「戦争史大観」
...香港はそれら患者のいわば中継地になっていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...チェルパスが後を引き継いだ...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...しかして驚くべき重大な画期的実験を矢継ぎばやに行なったのがそもそもの始まりである...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...一剋である外に欠点はない彼は正直で勤勉でそうして平穏な生涯を継続して来た...
長塚節 「太十と其犬」
...そしてこの秋急逝したラサフォード卿がその後を継いで...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...そうしてその決心を彼女はすでに継子の前で公言していたのである...
夏目漱石 「明暗」
...アルトア伯が兄の後を継いでシャルル十世になると...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...関連した諸対象の継起は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...親に継いでは犬の事を憶い出すなんぞと...
二葉亭四迷 「平凡」
...継母はあんまりこの子も親の恩知らずだと高尚な理窟をこねた...
本庄陸男 「白い壁」
...私は延喜(えんぎ)の聖帝から伝わりまして三代目の芸を継いだ者でございますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...継嗣は今の魁軒さんである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...脆(もろ)くなったところはうまく継いだりはいだりした...
山本周五郎 「あだこ」
...これは古い板切れを継ぎはぎにした...
山本周五郎 「柳橋物語」
...どれよりも大きな継紙(つぎがみ)へいっぱいに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...其或(それ)周に継がんものは...
和辻哲郎 「孔子」
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