...それからまずこれは絶滅することのできないものであるという結論を引き出すことができるというのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...思想や信仰の観念的力をもってして人類の戦争を絶滅する事が不可能である事は数千年の歴史の証明するところであるが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...或る者は絶滅するもよい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...いくら折られつぶされても決して絶滅する恐れはないにしてもそのために要求される犠牲の価は時には安くないものになる...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...さるなどというもののあるのはいったい不都合だと言って憤慨してみたところで世界じゅうのさるを絶滅することはむつかしい...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...これを絶滅すると同時にうじもこの世界から姿を消す...
寺田寅彦 「自由画稿」
...いまにこうした植物は絶滅するのではないかと思う事もある...
寺田寅彦 「蜂が団子をこしらえる話」
...しかし私は悪を絶滅するの義務を自分に感ずる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのうちにこういう漁獲の方法が絶滅する日も案外早くくるかも知れないと思って書き止めておくことにする...
中谷宇吉郎 「大謀網」
...父子ともどもそこで絶滅することになるのである...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...階級対立を絶滅することを欲するからである」と説明したのに対して...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...階級対立を絶滅することを欲するからである...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...植物で絶滅するものが続々とできる...
牧野富太郎 「植物知識」
...アジアやアフリカの最大部分の住民を絶滅するということは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...数年にして絶滅するの危険に瀕している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...絶滅するまでの惨禍を与へ得たのである...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...かなり気の永い話だが五年や十年で絶滅する不正爆薬ではあるまいし...
夢野久作 「爆弾太平記」
...悪魔の助けによって地上に多くの悩みをもたらしたモハメッド教を絶滅することであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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