...彼女は本当に絶世の美女だと思う...
...絶世の名器と呼ばれるほど優れた楽器だ...
...彼は絶世の英雄として慕われている...
...あの絶世のジュエリーはとても高価だ...
...絶世の才能を持っている芸術家が近くにいる...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...フレデリック大王もまた絶世の建国者なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...立田、年二十七八、絶世の美人にて、櫻ならば滿開の花、咲きも遲れず、散りも初めぬ風情、えも言はれず...
大町桂月 「冬の榛名山」
...是より先、トロイア王プリアモスの子パリス(一名アレクサンドロス)が、スパルタ國王メネラーオスの客として歡待された折、主公の厚情を裏切つて、絶世の美人、王妃ヘレネー(ヘレン)を誘拐して故國に奪ひ去つた...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...大尽の方では絶世の美人を集めたり...
中里介山 「大菩薩峠」
...絶世の美人と申し上げてもお世辞ではありませんよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それよりは御領内から絶世の佳人を捜出(さがしだ)し...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...絶世の美人に生んでくれないのがあなたの失策さ……...
林芙美子 「新版 放浪記」
...絶世の高士身首その処を異にした...
穂積陳重 「法窓夜話」
...酒も食ひものも絶世の悪味だといふので普段から誰もがたぢろぐすしやへ案内した...
牧野信一 「五月六日」
...T「年は十八絶世の美人」とほくほく物で後をつける...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...再びこの絶世の名人円朝の至芸に接する機会はなくなってしまった...
山本笑月 「明治世相百話」
...しかし一人の絶世の美人が...
夢野久作 「暗黒公使」
...絶世の美少女を中心として...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...チラとのぞける面(おも)ざしは絶世の美男子...
吉川英治 「剣難女難」
...姉妹(ふたり)とも絶世の美人で...
吉川英治 「三国志」
...なるほど十九の婆惜(ばしゃく)は佳麗絶世といっていいが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...絶世の美人を得ようと思うものは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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