...彼の希望は絶えまなく...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ある人々のように絶えまなく心配し緊張しているのは一つのほとんど不治の病気である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...もっと多くのそしてもっとこってりした食物とか、もっと大きなもっとすばらしい家とか、もっときれいな、もっとたくさんの着物とか、もっと多くの、絶えまのない、もっと熱い火とか、いうようなものではあるまい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...御ところにはなごやかな笑声が絶えま無く起り...
太宰治 「右大臣実朝」
...どういふものか北条氏専横の不平の声が御ところの内にも巷にも絶えませんでした...
太宰治 「右大臣実朝」
...というような絶えまない恐怖に苛まれて涙の乾くひまもなかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...絶えまなき刑罰を受けているのでした...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...ここへ集まるものが絶えません...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが井上様の御幸福になることとばかり思い込んで――」繁代の言葉は涙に濡れて暫らく絶えます...
野村胡堂 「江戸の火術」
...――近頃は喧嘩が絶えませんでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無数の・絶えまない・執拗な・追求にあいながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...惜しいことに仕事が絶えましたが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...絶えまなしにおそっさまの御利益や...
山本周五郎 「季節のない街」
...顔にはなんの変化もないが、膝(ひざ)の上にある手は少しもおちつかず、絶えまなしに、指を絡み合せたり解いたりしていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...絶えまのない努力や...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...絶えまなく政権(まつり)の争奪と...
吉川英治 「親鸞」
...絶えまなく位置を移した...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼女の顔には絶えまなく情熱が流れている...
和辻哲郎 「エレオノラ・デュウゼ」
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