...俺の心は今統治する者なき果敢さに惱み挫折れてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...イネ州を統治すること三十年...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...この世の全人類を統治する権利を与えられたものと考うるにも至った...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...利害のまったく異なった被征服者を統治する困難から遁れるために...
大杉栄 「征服の事実」
...満州をどうやって統治するかという問題で皆が提案に苦心しているのだとウッカリ考えるかも知れない...
戸坂潤 「社会時評」
...投票する者は自ら統治する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さうして更に徳の盛んなものを推して之を統治するといふことになつて...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...日本は万世一系の天皇の統治する国であると称したことも...
蜷川新 「天皇」
...国を統治する権力は...
蜷川新 「天皇」
...ガンブリヌス(麦酒神)の恵みを受ける豊饒な国に九百三十万の民草を統治するバイエルン国王――十一世紀以来...
久生十蘭 「泡沫の記」
...まかり間違えば五百六十万の民草を統治する一国の皇帝が退位を迫られんとする危機一髪の場合...
久生十蘭 「魔都」
...五百万の民草を統治する身でありながら...
久生十蘭 「魔都」
...五百万の民草を統治する一国の皇帝が...
久生十蘭 「魔都」
...僧領の典型的模型たる鹿野苑を統治する...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...この小世界といえどもその全般を統治することは容易ではないことを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...父祖伝来の領土をよく統治する君主の方を羨みたまえ」と教えたイソクラテスこそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのほかのことは、統治することも、お金をためることも、家をたてることも、皆、せいぜい附帯的二次的な事柄にすぎない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ではその統治する国はいかなる組織を持っていたであろうか...
和辻哲郎 「鎖国」
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