例文・使い方一覧でみる「索漠」の意味


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...黄老の学者の地上楽園もつまりは索漠とした支那料理屋に過ぎない...   黄老の学者の地上楽園もつまりは索漠とした支那料理屋に過ぎないの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...それらの索漠(さくばく)とした記事(きじ)から記事(きじ)へ殆(ほとんど)...   それらの索漠とした記事から記事へ殆の読み方
芥川龍之介 「蜜柑」

...それらの索漠とした記事から記事へ殆(ほとんど)機械的に眼を通した...   それらの索漠とした記事から記事へ殆機械的に眼を通したの読み方
芥川龍之介 「蜜柑」

...索漠(さくばく)たる下宿の二階へ帰って行くのに忍びなかった...   索漠たる下宿の二階へ帰って行くのに忍びなかったの読み方
芥川龍之介 「路上」

...風の子の子供達にさえ索漠としておちつかない気持を与える...   風の子の子供達にさえ索漠としておちつかない気持を与えるの読み方
岩本素白 「こがらし」

...後の感銘は実に索漠たるものだった...   後の感銘は実に索漠たるものだったの読み方
豊島与志雄 「或る男の手記」

...佗びしい索漠たる感じが四方から寄せてきた...   佗びしい索漠たる感じが四方から寄せてきたの読み方
豊島与志雄 「人間繁栄」

...遠く北の方に樽前山(たるまへさん)の噴火の煙が見えるのも妙に索漠(さくばく)たる感じを誘つた...   遠く北の方に樽前山の噴火の煙が見えるのも妙に索漠たる感じを誘つたの読み方
「處女作の思ひ出」

...私も何か知ら不意に索漠たる氣持を胸に感じながら...   私も何か知ら不意に索漠たる氣持を胸に感じながらの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...ただ索漠たる氣持の中に陷るばかりだつた...   ただ索漠たる氣持の中に陷るばかりだつたの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...索漠(さくばく)とした二人の現実を淋しいものに考へてゐる...   索漠とした二人の現実を淋しいものに考へてゐるの読み方
林芙美子 「浮雲」

...軽石だらけの索漠陰惨な横穴でもなく...   軽石だらけの索漠陰惨な横穴でもなくの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...索漠とした自分の気持とたたかっていた...   索漠とした自分の気持とたたかっていたの読み方
火野葦平 「花と龍」

...戦場が原は秋霧が渦を巻いて白け渡り索漠たる光景を呈してゐる...   戦場が原は秋霧が渦を巻いて白け渡り索漠たる光景を呈してゐるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...ユウジェニイの晩年は非常に索漠としたものだつた...   ユウジェニイの晩年は非常に索漠としたものだつたの読み方
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」

...たゞ索漠たる夢心地に居るばかりであつた...   たゞ索漠たる夢心地に居るばかりであつたの読み方
牧野信一 「風媒結婚」

...外国人の写真が出たから何かと見ると下に「人生の快事」と題して「人生にすべての苦難がなくなったときの索漠たる物寂しさを想像して見よ」この世は辛いのでいいのだという金言みたいなのがのっている...   外国人の写真が出たから何かと見ると下に「人生の快事」と題して「人生にすべての苦難がなくなったときの索漠たる物寂しさを想像して見よ」この世は辛いのでいいのだという金言みたいなのがのっているの読み方
宮本百合子 「『キング』で得をするのは誰か」

...この頃何だか索漠としたところが出来て...   この頃何だか索漠としたところが出来ての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

「索漠」の読みかた

「索漠」の書き方・書き順

いろんなフォントで「索漠」


ランダム例文:
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