...Aさんの主張は紛れもない事実に基づいている...
...彼女の美しさは紛れもない...
...私たちのチームは紛れもない勝利をおさめた...
...彼の過去の犯罪歴は紛れもない事実だ...
...紛れもない真実を言ってくれてありがとう...
...声の主は紛れもない...
芥川龍之介 「河童」
...紛れもない藤村校みづからだつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...――まさしく紛れもない手製のものだった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...内容から云えば盲人が主人公であることは紛れもないので...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「ホーイホイ」人間の声であることは紛れもないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...紛れもないあの女です...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...それは紛れもない女中のお千代です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...紛れもない人間の生首...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰か」と喘(あへ)ぎ/\塀の内から叫ぶのは紛れもない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...紛れもない血の古くなつたものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これは紛れもない銀紙貼りの竹光...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...紛れもない浪人梶四郎兵衛...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...紛れもないガラッ八の...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...紛れもない姪のお組...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...紛れもない町人姿にして出してやった日下部欽之丞が...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...紛れもない囚人だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...上から下まで淡い黒色にまとめ、帽子や上着やドレスを質素に切り詰め、えり首を一点だけ白く強調し、醸し出す態度や雰囲気には言葉に表わせない教養と育ちがあり、紛れもない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...趣味の方面では、あるとき紙入れから大切そうに取りだした六、七本の長い西洋楊枝、珍だろうとばかり、そこへ並べて、これはパリの料理屋の楊枝、これはドイツのカフエー、これはロンドンのバーのだと一々説明、なるほど幅の広い楊枝の胴中に店名の印刷があって、紛れもない本物、すこぶる御自慢であったが、これも文豪の一面と思えば忘れ得ぬ懐かしさ...
山本笑月 「明治世相百話」
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