例文・使い方一覧でみる「小高い」の意味
スポンサーリンク...そのお寺の裏は小高い墓地になつてゐて... 
太宰治 「津軽」
...また陽あたりのいいいちめんの小高い丘になっているのです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...かなた地平線に小高い丘を認め...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...昭和廿二年十月○松杉椿のような冬樹（ふゆき）が林をなした小高い岡の麓（ふもと）に...
永井荷風 「葛飾土産」
...小高いところに坐り込んだまま動こうとはしません...
中里介山 「大菩薩峠」
...右手の小高いところに山門があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...バスで少し小高いところにある待合室に運ばれる...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...この小高い山は、その当時の子供たちの間には、全く人跡未踏の魔境であった...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...浪打ち際から真白な砂が数丁も続いて小高い丘になり...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...長太郎博士は二丁ばかり離れた小高い丘の上の研究室に籠って...
野村胡堂 「音波の殺人」
...小高いオントレーの中央にある教会にお参りしてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...小高い所から泉の湧く場合には...
柳田國男 「日本の伝説」
...小高い木の枝に二羽ならんでいて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...小高い堤が北と西とへのびていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...稻田を隔てゝ小高い丘の上には麥が黄になりかゝつて一面に連つてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...野面の瘤のような小高いところに立って...
吉川英治 「上杉謙信」
...「――清井田からやや南寄りの小高い丘には...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜目にも黝（くろ）く小高い丘が...
蘭郁二郎 「鱗粉」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？