...紙風船(かみふうせん)を貼(は)っているのである...
海野十三 「柿色の紙風船」
...二つに折られて来た紙風船をとって...
海野十三 「柿色の紙風船」
...それで紙風船の作業は終った...
海野十三 「柿色の紙風船」
...紙風船の肛門を貼ってゆくのであった...
海野十三 「柿色の紙風船」
...私は柿色の花びらのついた紙風船が...
海野十三 「柿色の紙風船」
...紙風船の花びらと尻あてとの紙の間に巧みに貼り込まれてしまったのだった...
海野十三 「柿色の紙風船」
...腕をサッと横に伸ばして今まで出来た紙風船の上に積みかさねた...
海野十三 「柿色の紙風船」
...その一と山の紙風船を向うへ持っていった...
海野十三 「柿色の紙風船」
...――紙風船といいますと...
海野十三 「柿色の紙風船」
...これだッ」とうとう探しあてた柿色の紙風船だった...
海野十三 「柿色の紙風船」
...私は紙風船の丸い尻あてのところを指先で探った...
海野十三 「柿色の紙風船」
...紙風船をもてあそぶ事との道徳的価値の差違いかんといったような事を考えながら...
寺田寅彦 「柿の種」
...」私は妹を押しのけて、紙風船をついた...
豊島与志雄 「黒点」
...……啓ちゃんも紙風船がほしいんだってよ...
豊島与志雄 「黒点」
...彼女はいつまでも私に紙風船を買ってくれなかった...
豊島与志雄 「黒点」
...紙風船は影の薄い東洋人にばかり似合ふのかと思ふと...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...凧紙風船などを軒につるして...
樋口一葉 「大つごもり」
...続いて紙風船、これも当時の名物であった...
山本笑月 「明治世相百話」
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