...俺の煩されざる魂の生活は「汝等明日の糧を想ひ煩ふ忽れ」といふ言葉の意味を眞正に體得することによつて始まるのだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その糧(かて)が...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...食糧難がやってきた...
海野十三 「第五氷河期」
...テントや食糧をもって...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...家来とも離(はな)れ離(ばな)れになって口腹を充(み)たす糧(かて)を受ける事ができず...
夏目漱石 「私の個人主義」
...兵糧丸を手に入れるかどうかして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...陛下! 食糧は申し分のない品を支給されて居りまする...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...食糧はそこでは滅多に豊富ではない1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ちよつとした傷藥だの、繃帶だの、食糧だの、手紙だの...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...もちろん城下の鍛冶とか、兵具とか、兵糧そのほか、軍需の方面は、活溌にうごいているが、これは上杉家として何の異例な事でもない...
吉川英治 「上杉謙信」
...今日より兵糧の奉行とし...
吉川英治 「三国志」
...なぜ兵糧を送らなかったか...
吉川英治 「三国志」
...たとえ三十ヵ月の兵糧を積んだところで無駄な業(わざ)...
吉川英治 「三国志」
...まず水の手と兵糧だが」正成が心したのはそれ...
吉川英治 「私本太平記」
...けれど貯備の食糧がそろそろ底をつきかけておりまするで」「穀類か...
吉川英治 「私本太平記」
...御城内の食糧が」「ええ...
吉川英治 「新書太閤記」
...糧(かて)や酒は足らなくなるし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...食糧探しの都会の友...
吉川英治 「年譜」
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