...たとへば食糧品の買入れには...
石川三四郎 「社会的分業論」
...泊り懸けで馬糧の萩を刈りに山へ行く...
石川啄木 「赤痢」
...もつと沢山食糧を持つて来たら...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...前もって食糧を蔵(しま)い込んであるのかしらんがとにかく食いに出て来ない...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...現世に活動する人間の糧(かて)にはならない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...眇たる丸善の損害は何程でもなかろうが、其肆頭の書籍は世間の虚栄を増長せしむる錦繍綾羅(りょうら)と違って、皆有用なる知識の糧、霊魂の糧である...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...中でも一番苦しかったのは食糧だった...
海野十三 「三十年後の世界」
...糧餉を満載した車五輛...
田山花袋 「一兵卒」
...人に三年の糧(かて)あり...
中里介山 「大菩薩峠」
...飼糧はもちろん牛飼の負担である...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...わけても糧食を肩にかついで運ぶのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...われに糧(かて)を與へにし……二...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...ケシネビツすなわち糧米櫃(ろうまいびつ)の中に桝(ます)が入っている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...食糧の買い出しに大市場まででかけてゆく...
山本周五郎 「季節のない街」
...軍需兵糧の品々を...
吉川英治 「三国志」
...永安城から前線へ兵糧を送らせて来た...
吉川英治 「三国志」
...御城内の食糧が」「ええ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこでアルマグロは小さな船に食糧と武器弾薬とを積んでやって来たのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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