...粟田口(あわだぐち)の石橋(いしばし)の上に...
芥川龍之介 「藪の中」
...(注略)絳地粟十張...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...この峠から遥に粟ヶ岳というが見えたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ロンドン大城の金粟如来(こんぞくにょらい)これ後身と威張り続け...
南方熊楠 「十二支考」
...たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらゐの活字を次から次と拾ひはじめました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...そして足には粟の穂を踏み散らしつつ...
森鴎外 「山椒大夫」
...大きいものが粟をあらしに来たのを知った...
森鴎外 「山椒大夫」
...それが老巧の粟生氏の技倆を以ってしてもナカナカ翁の指南通りに出来ないので...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...全身がゾーッと粟立(あわだ)って来た...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...肌に粟(あわ)を生ぜずには聞かれなかったに違いない...
吉川英治 「江戸三国志」
...……どれ粟(あわ)でも煮て...
吉川英治 「三国志」
...彼の粟津ヶ原の戦死の状は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...粟飯(あわめし)をたべ終ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...粟をおくれよ」「アワといわないで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...サモシキ粟(アワ)食ベルナ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...が、ところどころへ、罌粟(けし)、山査子(さんざし)の実、黄色いたんぽぽをぱっとあしらう...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...加(くわ)ふるに寒肌粟(あは)を生じ沼気沸々(ふつ/\)鼻を衝(つ)く...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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