...その大(おほ)きさは半徑(はんけい)二千七百粁(にせんしちひやくきろめーとる)の球(きゆう)であることが推定(すいてい)せられて來(き)た...
今村明恒 「地震の話」
...横波(よこなみ)は毎秒(まいびよう)三・二粁(きろめーとる)の速(はや)さで進行(しんこう)する...
今村明恒 「地震の話」
...震原距離(しんげんきより)の凡(およ)その値(あたひ)が粁(きろめーとる)で出(で)て來(く)るのである...
今村明恒 「地震の話」
...今何粁(キロ)か...
上田広 「指導物語」
...牽引した車輛数により一粁当りに割り出して見る...
上田広 「指導物語」
...本館というのは二十五粁(キロ)ばかり西北方へ行った地点にあり...
海野十三 「火星探険」
...一粁(キロ)おきぐらいに一つとずつを草のあいだへおいてきた...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...二粁(キロ)も先にきっとかたくなっているぞ...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...河向う三粁ほどのところに小さな町がありまして...
豊島与志雄 「渡舟場」
...数粁(キロ)上空の方が地上よりかえって温度が高いことが多いのだから...
中谷宇吉郎 「雪」
...現在約三〇〇粁であるが...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...屈斜路湖は周圍四十七粁で...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...九〇・三粁(キロ)...
久生十蘭 「地底獣国」
...一〇八八粁(にひゃくななじゅうり)もゆられて行くのはどうも心もとない気がするんだ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ニースまではまだこれから千〇二十四粁(にひゃくごじゅうろくり)の長道中...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...筏はキャンヌの岸を離れることすでに四粁(いちり)余り...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...二粁ぐらいなら、思い切って往ってみようかと、M君と相談していると、――その板橋のほうへ通じている、片方は林で、もう一方は草原になった、真直な街道を、何処からどう抜け出したのか、さっきちらりと駅で見かけた猟師が二人、大きな猟犬を先立てながら、さっさと歩いてゆくのが見える...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...この海峡はフィヨルド風の断崖で、長さは六百粁、東部、中部、西部などで様子が変っている...
和辻哲郎 「鎖国」
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