...米原(まいばら)を接續線(せつぞくせん)にして...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...米原(まいばら)で泊(とま)つたが...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...その頃米原雲海(よねはらうんかい)氏も私の宅に来ていたので手伝い...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その中でこの米原氏はなかなか感心なところのあった人で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...もっとも故郷(くに)を出る時の意気が違うから、自然その態度がはげしいのでありましょうが、たとえば、毎日通って来るようになってからも、上京早々のこと故、上野、浅草と少しは見物もして歩きたいのは誰しも人情であろうが、私が仕事場へ出て見て、今日は休日であるから、他の弟子たちはいずれも遊びに出払っているような場合でも、米原氏だけは、チャンと仕事場におって、道具を磨(みが)いているとか、木ごしらえをしているとか、何かしら、彫刻の事をやっているのである...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...どうも米原氏は権幕(けんまく)が違う...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...米原氏はすっかり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...米原氏もかねがねそう思っていたであろう...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...米原氏はこの手柄を土産にして国へ帰りました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...米原氏が相当功を収めて帰国しましたことは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...私は米原氏の日頃からの気性は知っているが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...同地よりの出品でした(米原氏も当時は安来に帰郷していて其所(そこ)から軍鶏(しゃも)の彫刻を出品した)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これは米原雲海さんが拵えた悪どいものだが...
高村光太郎 「回想録」
...然し米原雲海はもともと出雲にいた時本職大工の旁(かたわ)ら既に彫刻をやっていて相当出来ていた...
高村光太郎 「回想録」
...大垣(おおがき)米原(まいばら)間の鉄道線路は...
寺田寅彦 「伊吹山の句について」
...三里塚にはこれも北米原産の Rudbeckia hirtaL. が沢山生えている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...春秋煙の風に散るごとく都の栖居を捨て、故里をさす旅路は悲しみ、夜のあけしはいづこなりけむ、米原、彦根、湖見ゆる朝の心、なほ父母をば恋ひ慕はなくて、うたてや空を眺む...
三好達治 「測量船拾遺」
...米原(まいばら)駅の前で...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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