...新見世だとか云ふ旅籠屋だがの...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...愛の籠(こも)ったような行いをしたり...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...悲歎に堪える力を植えつけようという念願が籠っていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その自由主義に立て籠ろうとするのは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一句一句に力を籠めて書いていった...
豊島与志雄 「運命のままに」
...沢村田之助は久しく引籠っていたのが珍しく出勤したが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...太秦形(うずまさがた)の石燈籠...
中里介山 「大菩薩峠」
...突き出されたように駕籠の外へ出てしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...籠の中なる鸚鵡が Druerie ! と鋭どき声を立てる...
夏目漱石 「幻影の盾」
...持参の割籠(わりご)を開いてきたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...辻斬野郎當分旅籠町へ寄り付くことぢやあるめえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘の身體を駕籠から抱きおろしかけましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(三月六日)自分が病気になつて後ある人が病牀のなぐさめにもと心がけて鉄網(かなあみ)の大鳥籠を借りて来てくれたのでそれを窓先に据ゑて小鳥を十羽ばかり入れて置いた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...――自分はいま石倉の中に押籠められているが...
山本周五郎 「風流太平記」
...「駕籠(かご)がいいわね」「どこへゆくんですか」「向島よ」とおみやが云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...東海道筋から軍鶏籠(とうまるかご)で...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...献納燈籠(どうろう)をかついでいる仕丁(じちょう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...老人にさし示されたところは我等より右手寄りの谷間に當つて其處ばかり年老いた松が十本あまり立ち籠つてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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