...音楽の演奏には、正確な節奏が必要です...
...彼女の話し方には、かなりリズミカルな節奏がある...
...ダンスチームは、素晴らしい節奏感を持って踊っていました...
...ランニングのときには、自分の心拍数を節奏的にコントロールすることが大切です...
...この曲の節奏に合わせて踊りたいです...
...彼が此思想を産むに際して經驗したやうな内面的節奏を帶びて再生して呉れなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...話声と笑声が車道の馬の蹄に和して一種の節奏(リズム)を作り...
高村光太郎 「珈琲店より」
...すべての人の分子間に同様な節奏の運動が起つてゐるに違ひない...
高村光太郎 「珈琲店より」
...それがやはり四拍子の節奏で「パン/\/\ヤ」というふうに響くのであった...
寺田寅彦 「糸車」
...もう線の節奏が乱れ不必要な複雑さがさらにそれを破壊している...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...そしてそれらの節奏(リズム)のまにまに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかもその流暢(りゅうちょう)な弁舌に抑揚があり節奏(せっそう)がある...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...かなり節奏の巧みな...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...形體に現はれたる韻律の節奏がない...
萩原朔太郎 「青猫」
...かくて心内の節奏と言葉の節奏とは一致する...
萩原朔太郎 「青猫」
...節奏のない、即ち何等の音樂的抑揚なき普通の低調な實感を、いかに肉感的に再現した所でそれは詩ではない...
萩原朔太郎 「青猫」
...節奏のある「音樂的の感じ」を言ふのである...
萩原朔太郎 「青猫」
...それ自ら言葉の節奏となつて音樂のやうに聽えてくる...
萩原朔太郎 「青猫」
...詩の節奏的な魅力を味わい尽すことも心得ていたし...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...装飾等より囃の節奏に至るまで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...節奏のはっきりしたデネマルク語で...
ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 「冬の王」
...其節奏は固より彼れの節奏なり...
山路愛山 「詩人論」
...一つの波は彼方(かなた)より柔かき節奏(ふしどり)にその上を馳(は)せ来(きた)る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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