...一人の科学者にとってはこれ以上に尊(とおと)い箴言(しんげん)はない...
有島武郎 「星座」
...どっちみち助からぬ生命(いのち)だ」北鳴四郎が云った言葉が箴(いましめ)をなして...
海野十三 「雷」
...」という箴言(しんげん)を教えていただいて愕然(がくぜん)としたのでした...
太宰治 「風の便り」
...という聖書の箴言(しんげん)を思い出し...
太宰治 「斜陽」
...この尊敬すべき大家の謙遜(けんそん)な言葉は今の科学で何事でもわかるはずだと考えるような迷信者に対する箴言(しんげん)であると同時に...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...格言或は箴言と題せる著述は兎に角...
豊島与志雄 「ナポレオンの遺書」
...多頭制に劣らずの箴言(しんげん)が再び現われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それが修道院制の箴言(しんげん)であるように思われる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...シャルトルーズ派の十一番目の会長であったマルタンは次の箴言(しんげん)をその派に与えられました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それが箴(しん)をなしてというのではないが...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...*56「表現は所詮自己を許容する量の多少のあらわれにすぎぬ」「誠実さは常に全き孤独の中にある」この箴言(しんげん)の前に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...箴言(しんげん)まで担ぎだして...
久生十蘭 「蝶の絵」
...泰文はでたらめな箴言に勿体をつけるつもりか...
久生十蘭 「無月物語」
...各國各時代から資料を集めて箴言集のやうなものを編むことを夢みたりしてゐた...
堀辰雄 「春日遲々」
...「月に吠える」の再版につづいて上梓せられた箴言集「新しき欲情」はそのながい思索的生活の結實であり...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...もしディケンズの箴言(しんげん)をすべてそらんじていたとしても...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...主神オージンの箴言集...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...祖父の箴言は常にケーテの勇気の源泉となったように思える...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
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